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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」


しかし、ホンダとしては、ラインアップが電動化されるその年までは、ガソリン車やハイブリッド系の車両をできる限り出して成功させたいようだ。アメリカでは、登場したばかりの人気No1の乗用車「新型シビック」が、絶賛されている。有力誌「カー&ドライバー」は、今年の夏に導入される新シビックは、期待していた以上に優れていると高く評する。「ライバル車よりも、走りは楽しいし、外観デザインや室内のスタイリングもドラマチックで格好いい」という。

新型シビックの写真
すでに高い評価を得る新型シビック。日本では8月に登場だ。

NA(内燃エンジン)の2.0リッターを搭載するメインモデルは、トヨタ・カローラ、マツダ3、スバルXV、VWゴルフという有力ライバル車を抑え、テストコースで一番速いラップタイムを出した。オプションとして選べるスポーツ・サスペンションのおかげで、コーナリング性能もクラストップだと、カー&ドライバーは言っている。

また、180PSを叩き出すトップグレード仕様の1.5リッター・ターボも、セグメントでは最速だと同誌は伝えている。もちろん、ハイブリッド仕様も用意されるけど、その走りや燃費もトップクラスだそうだ。安全性もクラス一だし、アップル・カープレーやアンドロイド・オートが使えるコネクティビティも優秀だと同誌。

ホンダにとって、この新型シビックの登場はタイムリーだ。

というのは、2018年の32万台の販売台数に対して、2020年は26万台と、徐々にアピール度が縮小する傾向にあるので、この格好良くて、性能が優れている新シビックはホンダのラインアップにとって、最高の救いかもしれない。

日本では、新型シビックの登場は今年8月。果たして母国ではその反応はどうだろう。でも、それよりも、多くのユーザーが気にしているのは、昨年までEV車もなかったホンダのラインアップがどう変わっていくかだろう。

国際モータージャーナリスト、ピーターライオンの連載
「ライオンのひと吠え」過去記事はこちら

文=ピーターライオン

ホンダ
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