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2021年も後半に突入した。コロナ禍が起きる前と同様、キャリアについて一度立ち止まり、これまでの成果と今後の希望について考える人がいるだろう。

大半の人は、コロナ禍によりこのプロセスに混乱が生じている。あるいは、この作業が促進されている人もいるかもしれない。

米保険大手プルデンシャル・ファイナンシャルが実施した調査「Pulse of the American Worker Survey(米労働者動向調査)」では、全労働者の約半分が新型コロナウイルスの流行によりキャリアの目標を再評価したと答えている。

また、ほぼ同水準の48%の人は、コロナ収束後に求める仕事の種類について再検討している。さらに53%の人は、再教育が受けられるのであれば全く異なる業界に転向すると答えている。

同調査では新型コロナウイルスの流行により、キャリアの方向性を決める上で自身の決定権が増えたと感じている人が大半であることも指摘されている。急速にポストコロナに近づいている現在は、キャリアを見直すのに最適な時期だ。ここではその方法を紹介する。

1. 考えを明確にする


あなたは何を求めているのだろう? この問いは単刀直入なものだが、大半の人は簡単に答えられないはずだ。自分の真の望みを認めることに不安や恐れを抱く人もいれば、忙しい生活をしばしストップしてこうした問いについて考える時間を全く持てなかった人もいる。

この問いに答える鍵は、自分にとって最も大切なことを明らかにすることだ。そのためにはじっくり内省し、時には現状を確認することが必要だ。あなたはそれを本当に求めているのだろうか? その達成に必要なことに取り組む意思はあるだろうか?

その答えがただ「隣の芝生は青い」からといった趣旨のものではなく、あなたが努力をする意思を持てる心からの望みであるようにすること。

コロナ禍が始まったときに求めていたものは、今はもはや当てはまらないかもしれない。あるいはこの時間を使って方向転換を果たし、「いつか」実現したいと思いつつしまい込んでいた夢を実現しようと思うかもしれない。

自己改革には今が最適な時期かもしれない。新しい代替的な(時には今よりもさらによい)可能性が現れるよう、開放的な心を持つ努力をしよう。

考えを明確にするには具体性が必要で、ぼんやりした答えでは不十分だ。何かを、なんとなくほしいと思っていても前進はできない。自分にとって何が最も重要かに焦点を当てれば当てるほどよい。

翻訳・編集=出田静

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