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I solve the “people pain points” that keep leaders awake at night.

Getty Images

全く驚かないことではあるが、労働者の2020年のストレスはそれまでの年と比べて大きく増えたことが最近相次いで報道された。

これは確かに、多くの人に当てはまるものだ。しかし筆者のコンサルティング企業リーダーシップIQでは、ある一定の性格的特徴を備えた従業員は過去1年間を生き延びたどころか、逆に活躍していたことが分かった。

リーダーシップIQは「在宅勤務の状況(The State Of Working From Home)」と題した調査を実施し、3706人の従業員を対象として新型コロナウイルス感染症がまん延する中での在宅勤務の経験について調査した。調査結果の中で特に驚きだったのは、意欲的な人は在宅勤務を通して心の健康が大きく改善した点だ。

意欲的な従業員のうち、在宅勤務の方が心の健康にはるかに良いと答えたのは48%だった。それと比べ、在宅勤務をしていたときの方が心の健康が改善したと答えたのは、意欲が低い従業員の間ではわずか24%だった。

意欲的な従業員の方が、心の健康がより大きく改善していたのはなぜだろう? この問いに答えるには、意欲には実際どういう特徴があるのかを考える必要がある。

意欲が高い人は、他のタイプの人が厳しいと考えるリーダーやプロジェクト、フィードバックを好む傾向があり、課題に直面して自分の能力範囲を広げることを好む。仕事で凡庸な存在になることは最悪だと言いがちで、大胆な目標を楽しみ最大限の努力をする人だ。

この定義を頭に入れ、混沌(こんとん)とした在宅勤務環境が与える機会について考えよう。

私たちはこれまで、1日の予定をどう立てるかを学ぶことから仮想会議の開催まで、数百とは言わずとも数十の新たなスキルを身に付ける必要があった。特に勤務時間とプライベートな時間の間の正式な境界線が少なくなったことから、最大限の努力を投じることはそれほど難しくなかった。

非常に多くの人が混乱した状況になかなか適応できないでいたため、意欲的な従業員らは卓越した成果を収め、自己を他者から差別化する機会を見出した可能性が高い。

翻訳・編集=出田静

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