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ラルフ・ウェンツェル(K. Y. Cheng/South China Morning Post via Getty Images)

設立されたばかりの食料雑貨のデリバリー企業「Jokr」が、1億7000万ドル(約187億円)という巨額の資金を調達し、大西洋の両側で事業を拡大しようとしている。

Jokrは、フードパンダの創業者で、同社をデリバリーヒーローと合併させたラルフ・ウェンツェルが立ち上げた企業だ。Jokrは今年4月にヨーロッパ、北米、ラテンアメリカの一部の都市でサービスを開始した。

今回のシリーズAラウンドは、GGV Capital、Baldton Capital、タイガーグローバルの主導によるもので、Activant Capitalやグレイロック、Kaszek Venturesなどが参加した。

Jokrは、欧州を中心に急増する「15分以内の食料品デリバリー」をアピールする企業の最新の1社だ。同社は、2020年以降に急増したライバル企業たちに劣らないスピードで事業を拡大している。

Jokrは現在、ワルシャワ、ウィーン、メキシコシティ、リマなど欧州とアメリカ大陸の9都市で展開中で、今後数週間のうちにさらにいくつかの都市でローンチを予定している。同社は本社を置くニューヨークに10のハブを設置し、食料品以外のアイテムを含めた迅速な配送モデルを展開している。

今回の調達資金は、より多くの市場への事業拡大に充てられ、ボストンやカリフォルニア州の都市もロードマップに含まれている。

「今回の調達資金は、Jokrを新世代のオンラインショッピングの最高のプラットフォームに育て、かつてないスピードで事業を拡大していくための原動力となる」とウェンツェルは声明で述べた。

今回のラウンドのリードインベスターの一人であるBaldton Capitalのスラナガ・チャンドラティラケは、スモールビジネスと連携しオンライン販売を支援するJokrの戦略に魅力を感じたと述べている。

「サステナブルな活動に重点を置いた企業に投資することは非常に重要であり、地域のビジネスと提携するJokrのユニークな事業モデルに感銘を受けた」とチャンドラティラケは語った。

編集=上田裕資

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