忙しない日常生活で、脱プラスチックはどのくらいできるのか? レジ袋有料化以降、一気に普及したエコバッグの利用のように習慣化できるエコな行動を考えながら、「Marisol」WEBエディターMMが“脱プラ生活”を1週間してみました。


日本でレジ袋有料化して1年が経ち、レジ袋をもらわずエコバッグを使うという生活も当たり前になってきました。

日常生活のなかでも環境問題について考える場面が多くなり、もう少し何かアクションを起こしてみたいと思っていたところ「PLASTIC FREE JULY」という活動を知りました。

これは毎年7月におこなわれるオーストラリア発祥の参加型エコ活動で、使い捨てのプラスチック包装を避ける、完全にプラスチックを排除した生活をするなど、目指すレベルや期間の目標を掲げてプラごみ減に取り組もうというもの。日本を含む世界中に広まっており、2020年には全世界で推定3億人以上が参加したそうです。

この活動を主催する「Plastic Free July Foundation」のサイトでは、英語ですが、脱プラスチックのための様々なアイデアもシェアされています。

期間は1週間。使い捨てのプラスチック包装を避ける、テイクアウト時のプラスチックを避けることを目標にスタートしました。

脱プラ生活に1週間チャレンジしてみた!


脱プラスチック生活の初日、コンビニに立ち寄ったところ、パッケージにプラスチックを使った商品を避けようとすると、飲み物も食べ物も選択肢がほとんどない、という事実が発覚。

日頃の生活を思い返してみると、自宅で飲むミネラルウォーター、外出時にコンビニで買うドリンクと、1週間で45Lのごみ袋いっぱいになるくらいペットボトルを使っていました……。



わたしの脱プラ生活の一番の課題はペットボトルの消費量! なので、まずはペットボトルの使用減のために、繰り返し使える木炭で水道水を浄水。これを水筒に入れて持ち歩くことに。

水道水を美味しく飲めて節約にもなりますし、飲料水のストックを抱え込まない&ペットボトルのごみが出ないことで家の中もすっきりしました。



また仕事の日は、ランチをテイクアウトでもプラスチック製品の利用を避けるためにカトラリーとステンレスのストローを持参。カフェで飲み物を入れてもらえるタンブラーも用意するといいのですが、一気に持ち物を増やすと負担に感じそうだったので、コンパクトなものに絞ることに。これならエコバッグのように習慣化できるなと感じました。

食材調達や料理中も脱プラスチックを意識


脱プラを意識して買い物に出かけたときにビックリしたのが、スーパーに並ぶ野菜の大半がプラスチック包装されているということ。

肉や魚はトレイやラップフィルムで包装されているものだという認識が強くあったのですが、コロナ禍の影響なのか、トマトもキュウリも玉ねぎもラッピングされてるものばかり。



極力プラスチック製品を使っていないものを選んで買い物をするように心がけましたが、少しでも脱プラする方法はないかと思い「PLASTIC FREE JULY」のサイトに書いてあったアドバイスを元に“バルクショップ”をリサーチ。

フランス発のスーパー・Bio c’ Bon(ビオセボン)が、ナッツやドライフルーツ、シリアルの量り売りをしていたので、脱プラ生活中のおやつはこちらでゲットしました。店頭購入時の紙袋から、持ち歩き用にリユーサブルなシリコンバッグに入れ替え。



また、昔ながらの精米店や豆腐屋もバルクショップのひとつ。調べてみると、まだ今も近所にお店があることが分かったので、これから活用していこうと思います。

もうひとつ食品まわりでプラスチック減につながると思い実践したのが、新聞紙を生ゴミ袋にするというもの。



小さなポリ袋を毎日入れ替えて生ゴミを処理していたので、それを新聞紙に変えることで脱プラになるだけでなく、夏場に気になる生ゴミからの悪臭が抑えられたというのもうれしい効果もありました!

身の回りにあるプラスチック製品を見つめ直してみた




1週間という期間の中で買い替えは発生しなかったのですが、脱プラを意識して過ごすと食品関連以外にも生活の中にプラスチック製品がたくさんあることに気づかされました。できるだけリサイクルに出していますが、コスメやスキンケア用品のパッケージ、歯ブラシなどはプラスチック仕様のものが多数。

ただ最近はエシカルな容器を採用するメーカーが増えていますし、持ち手が竹や木でできた歯ブラシなんかもあるようです。液体と違って容器を必要としない固形石鹸タイプのシャンプーや、洗剤の量り売りを利用して、ゴミになるものを増やさないという選択も広がっていることを知りました。

まとめ:脱プラ生活で無駄買い&ゴミの量が減った


脱プラを意識した生活していると、繰り返し使えるものを優先的にチョイスするようになり、スーパーでの日常的な買い物では「これは本当に必要か?」と考えることが増加。その結果、家のゴミの量が格段に少なくなりました。

いままでは可燃ゴミとリサイクルするプラごみ、それぞれ45Lのゴミ袋が1袋分出ていたのが、脱プラ生活中の1週間では可燃ゴミは3分の2、プラごみは3分の1程度まで減っていました。

コロナ禍で衛生観念が高まっているいま、使い捨てするプラスチック製品やプラスチック包装されているものを完全に排除するのは難しいなというのが正直な感想。ですが、日常生活に取り入れられるプラスチックごみを減らすアイディアを発見できたので、少しずつ脱プラの範囲を広げてみようと思います。


WEBエディター MM◎ファッション&ビューティをはじめ、オールジャンルの記事を企画・執筆。エディター業と並行してアパレルのPRとしても働くなかでキャッチした最新トピックスから、アラフォーの日々が快適&楽しくなるモノやサービスをお試ししていきます!

この記事は、Marisol ONLINE 2021年7月16日の記事を転載したものです。
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文・写真=WEBエディターMM

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