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2021.07.20

【7月第3週資金調達まとめ】家計簿プリカのスマートバンクが10億円資金調達


xWIN


調達額:7億7000万円
調達先:中川秀彦 / 齋藤文護
備考:シードラウンド / 2021-07-15時点における総額を記載 / その他、個人投資家や複数の事業会社からの融資を含む

ブロックチェーン・AIを活用した研究開発を手がけるスタートアップ。同社は暗号資産と現実社会との融合を戦略として掲げ、2021年3月にブロックチェーン技術を基盤としたxWINプラットフォームをローンチした。

川根本町を始めとした地域活性化プロジェクトやベトナムの日本村プロジェクト、教育事業、貿易事業などを行っている。

2021年7月には、齋藤文護氏、中川秀彦氏を中心とする個人投資家と複数の事業会社からの融資により総額7億7000万円の資金調達を実施したことを発表。今後はブロックチェーンやAIを活用した研究開発、今までにない新しいコンセプトとなる「NFTプラットフォーム」、xWIN Academyなどの事業展開を加速させるとしている。

Nature


調達額:7億5000万円
調達先:大和企業投資 / 環境エネルギー投資

エアコンをスマート化するIoTプロダクト「Nature Remo」を開発するスタートアップ。

「Nature Remo」は自宅の電化製品をインターネットにつなげることで手軽にスマートホームを実現させることができるプロダクト。外出先からスマートフォンでエアコンを操作したり、Google Home、Amazon Echo、Apple HomePod等のスマートスピーカーから音声でテレビや照明を操作することも可能だ。操作にあたっては曜日・時間、GPS、温度・湿度、照度、人感を用いて、独自にルールを作成できる。

また、スマートエネルギーハブ「Nature Remo E」は家庭の太陽光発電システムや蓄電システム、スマートメーター等のECHONET Lite対応機器をインターネットに繋いでスマート化する。

2021年7月には環境エネルギー投資と大和企業投資から7億5000万円の資金調達を実施。今回の調達によりエネルギーマネージメントをセットにしたBehind The Meter 事業の拡販やデザイン領域の強化を目指す方針だ。

ケップル


調達額:4億7000万円
調達先:SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル / ストライク / 辻・本郷ビジネスコンサルティング

投資管理ツール「FUNDBOARD(ファンドボード)」を運営するスタートアップ。

「FUNDBOARD」は、ベンチャーキャピタルや事業会社に向けた投資管理ツール。2018年8月にリリースしすでに50社を超える投資家 、事業会社に利用されている。

投資検討状況や起業家との面談記録、財務資料などを投資先に紐づけて管理することで欲しい情報をすぐに見つけることができる。投資検討先との資料の授受をツール上で実施することができ、投資実績からパフォーマンス分析を素早く、簡単に実施することを可能にしている。

また2020年8月に「株主総会クラウド」を正式リリースした。同サービスはスタートアップや中小企業を中心とした非上場企業の株主総会において、招集通知の送信、委任状の回収、開催履歴の管理をオンラインで完結させる。

2021年7月にはSuMi TRUSTイノベーションファンド、SBIインベストメント、SMBCベンチャーキャピタル、ストライク、辻・本郷ビジネスコンサルティングを引受先とする、約4億7000万円の第三者割当増資を実施した。今後はSaaSとプロフェッショナルサービスの両輪でさらに事業展開していく予定だ。

文=STARTUP DB

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