新型コロナ後遺症、症状は200種類以上 半年後も働けない人が2割

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「専門科」が必要


論文の最終著者である英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのアテナ・アクラミ助教(神経科学)は、今回の調査結果が明確にしたのは、呼吸器や循環器系にとどまらず、よりも幅広い症状に関して評価を行うための診療ガイドラインを策定することの必要性だと述べている。

新型コロナウイルスに感染した後の後遺症に悩む人が多いこと、すぐには関連性が分からない症状が多いことを考えれば、国内各地に専門の医療機関を置き、全国的なネットワークを築く必要があるという。

医療関連情報を提供する米ベッカーズ・ホスピタル・レビューによると、米国内には7月上旬の時点で、少なくとも41の医療機関が、コロナ後遺症外来を開設している。

編集=木内涼子

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