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PHOTOCREO Michal Bednarek / Shutterstock.com

ビットコインをはじめとする主要仮想通貨の価格が14日、軒並み下落した。中国の安徽省が仮想通貨のマイニング(採掘)を全面的に禁止する方針を発表したことが嫌気された。

ブルームバーグやロイターが中国国営メディアの報道を引いて伝えたところによると、安徽省は3年以内に仮想通貨のマイニングを段階的にやめさせる計画。予想される電力不足の緩和や電力需要の拡大への対応を理由に挙げている。

マイニングはコンピューターに複雑な問題を解かせることで行い、その過程で大量の電力を消費する。

報道を受けてビットコインの価格は14日、約4%下がり、約3週間ぶりの安値をつけた。イーサリアムやカルダノ、リップルといったほかの仮想通貨も値下がりした。これらの通貨の価格はビットコインの価格変動をなぞることが多い。

2020年の調査によると、中国でのマイニングは世界の暗号資産取引の80%近くをまかなっている。しかし、これまでに内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区、雲南省、四川省といったマイニングの盛んな地方が相次いで禁止を打ち出している。安徽省はマイニング業者の主要拠点ではない。

中国政府は2017年に仮想通貨の取引所を禁止し、以後の規制ではビットコインのマイニングに照準を合わせるようになっている。今年5月には環境面の懸念や秩序と安全を維持する必要性を理由に、仮想通貨に対する規制を一段と強化した。

編集=江戸伸禎

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