世界の出来事への認識を高め、仕事に役立てる3つの簡単な方法

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世界で起きている出来事は、あなた自身とその仕事に影響を与える。自分の組織での仕事は、政治、社会規範、環境、安全保障の変化によって影響を受ける。

仕事で成功する人は、たとえそれが自分の職務に含まれていなくとも、現在起きている出来事を認識する必要性を理解している。以下に、自分を取り巻く環境を認識し、キャリアアップにつなげる3つの方法を紹介する。

1. 読む


読めば読むほど、知識は増える。どのニュースメディアや情報サイトなら信頼できるのかを調べ、そこで世界の出来事に関する記事を読むこと。世界は目まぐるしく変化しているため、最新情報は常に把握しておきたい。

情報過多を防ぐには、1日に1度見渡す情報源は一つか二つにとどめること。電子ニュースレターを毎日配信するニュース収集サービスを利用してもよい。そして、朝食時や昼休みなど、ニュースを読むのに都合がよい時間を決める。最新ニュースの確認は歯磨きのようなものだ。仕事やキャリアアップのための日課としよう。

2. さまざまな人と関わる


現在の出来事やニュースについて、人々がどんな反応をしているかの感触をつかみ、人々の考え方や認識を理解しよう。人々がニュースとなる出来事をどうとらえているかは、実際に起きていることとは異なるかもしれない。また、考え方は人それぞれだ。時事問題について、さまざまな人と意見を交換しよう。

3. 学んだ知識とその活用方法、仕事への影響を考える


あなたの仕事がレピュテーション(評判)管理や危機管理を含む場合、事実に対して人々がどんな反応をしているかを把握しておく必要がある。最近では、組織の評判やリスクの管理に関わる業務はほぼ全ての仕事である。

広報だけでなく、外部との関わりのほとんどないエンジニアですら、企業の評判に影響を与える。例えば、外国政府や危険な組織からのサイバー攻撃が相次いでいる状況なら、エンジニアは自分の仕事が最新の方法でハッキングを受けないよう細心の注意を払う必要がある。

自分の職務が技術系でも非技術系でも、現在の出来事を把握することは仕事の役に立ち、先を読んだ戦略的かつ包括的な思考ができるようになるだろう。

グローバル化が進んだ今、仕事では周囲の状況に関する知識が必要となっている。ニュースを読み、多様な人々と関わり、情報を分析することで、世の中の出来事が自分の仕事にどう影響するかを理解しよう。

編集=遠藤宗生

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