大谷翔平は英語を話すべきか、米スポーツ界で激論勃発

Rob Tringali/MLB Photos via Getty Images


ESPNのスミスの同僚であるスタッフライターのJoon Leeは、選手に「英語を学べ」と言うのは、「移民たちが抱える困難を過小評価するものだ」とツイートした。元スポーツ・イラストレイテッド誌で、現在はウェブサイト「ジ・アスレチック」のRichard Deitschは、「スミスの発言は完全なゴミだ」と書き、「大谷選手が通訳を使うことは、彼のことをもっと知りたいと思っている米国の報道関係者や一般の人々にとって有益だ」と付け加えた。
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ニューヨーク・ポスト紙のスポーツライター、Peter Botteは、「大谷選手の出現は、MLBに起こった最高の出来事の一つだ」と述べ、「彼が話す(あるいは話さない)言語を理由に、それに反する提案をすることにうんざりさせられる」と投稿した。

「米国社会の中のアジア人は、東西の文化や言語の隔たりによって、永遠の外国人として扱われている。そんな中、投球と打撃の双方でオールスターレベルの実力を発揮し、それらの課題を乗り越えている大谷は、まさに野球の顔と呼ぶべき存在だ」と、ESPNのライターのJoon Leeは書いた。

大谷選手は、91年のMLBオールスターゲームの歴史の中で、打者としても投手としてもチームに参加した初めての選手だ。

編集=上田裕資

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