「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』

『「自宅だけ」でここまでできる! 「子ども英語」超自習法』

「翻訳家の母は、子どもにどう英語を教えているのか?」

20年以上にわたり、70冊以上の英語の本を日本語に翻訳してきた英語のスペシャリストである鹿田昌美氏。これまで手がけてきたジャンルは、小説から学術書、映画、ビジネス書、自己啓発書、絵本など様々だ。

なかでも育児や教育に関する本に携わることは多く、『フランスの子どもは夜泣きをしない』『デンマークの親は子どもを褒めない』共に(集英社)、『最高の子育てベスト55』(ダイヤモンド社)、『子育ての経済学』(慶應義塾大学出版会)といった本を訳しながら、関連する国内外の育児書や関連書籍をリサーチし、その間に自身も子どもを育ててきた。

多忙を極めるなか、子どもには無理をしない範囲で小さい頃から英語に触れさせ、「がんばらせずに」「教えずに」10歳で英検2級(高校卒業程度のレベルとされる)を取得できたという。さらに英語力だけではなく、「広い(グローバルな)視点で日常を捉え、考える」スキルも身につけさせた。

そんな鹿田氏が、多忙なビジネスパーソンでも実践できる子どもの「英語自宅学習」の決定版『「自宅だけ」でここまでできる! 「子ども英語」超自習法』(飛鳥新社刊)を上梓した。本書から、『親子ともに英語力が身につく「自分まわり」の英語学習法』についてのぞいてみる。

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とっさに英語で言いたい「身近なものの名前」


家の中のあらゆるものは、英語の入り口。代表的なものを紹介しますので、ぜひ親子で言い合ってみましょう。

・勉強部屋にあるもの

鉛筆削り:a pencil sharpener
クリップ:a paper clip
消しゴム:an eraser
定規:a ruler
はさみ:scissors ※複数形であることに注意。1本でもscissors です(正確には“a pair of scissors”)。
ノリ:a glue
ホチキス:a stapler
電卓:a calculator
画鋲:a push pin

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・家電など

冷蔵庫 a refrigerator
洗濯機 a washing machine
こんろ a stove
電子レンジ a microwave
エアコン an air conditioner
掃除機 a vacuum cleaner

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・生活用品など

歯ブラシ a toothbrush
歯みがき粉 a tube of toothpaste
目覚まし時計 an alarm clock
枕 a pillow
口紅 a lipstick
哺乳瓶 a nursing bottle
糸 a string
輪ゴム a rubber band

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・その他

パン屋 a bakery
植物 plants
瓶 a vase
子犬 a puppy
子猫 a kitten
水玉模様 a polka-dot pattern
しま模様 a striped pettern
お手伝い chores

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文=鹿田昌美 構成=石井節子

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