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(Photo by Chris McGrath/Getty Images for Rakuten)

先日はナスダック総合指数がITバブル崩壊以来、15年ぶりの最高値を更新。IT企業の好調な業績は、テック業界の大物らの資産額を大幅に押し上げた。

フォーブスのリアルタイム世界長者番付によると、4月末の時点で最も資産が増えたのは、ジェフ・ベゾスだった。アマゾンの株価は約15%上昇し、ベゾスの資産は49億ドル増えて404億ドルになった。

マイクロソフト創業者で、現会長のビル・ゲイツの資産も8.15億ドル増え798億ドルとなった。グーグルの二人の創業者、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの資産は、それぞれ5.68億ドルと5.55億ドル増えたが、他のIT長者たちに比べると小幅な上昇となった。

マーク・ザッカーバーグの資産は、3,800万ドル増え、363億ドルとなった。

下記にフォーブスが発表した、「IT業界の世界長者番付20人リスト」を掲載する。
(データは4月24日時点のもの)

1位:ビル・ゲイツ
総資産:792億ドル


今回も世界一の富豪はビル・ゲイツだった。ゲイツは、過去21年間で16回1位に輝いている。メキシコのカルロス・スリムに1位の座を4年間明け渡したが、2014年3月に1位に返り咲いている。これまでゲイツは、総額29.5億ドルの資産を寄付などで手放している。ゲイツは現在、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立し、大半の時間を慈善活動に費やしている。

2位:ラリー・エリソン
純資産:543億ドル


1977年にソフトウェア会社のオラクルを創業したエリソンは、2014年には383億ドルの売上高を達成した。2014年9月にCEOを退任すると発表し、世界に衝撃を与えたが、会長兼CTOとして会社に残っている。熱狂的なセーリングファンとして知られ、2012年には、ハワイのラナイ島の大半の土地を3億ドルで購入した。娘のミーガン・エリソンは映画プロデューサーとして成功し、『ゼロ・ダーク・サーティ』や『アメリカン・ハッスル』は大ヒットを記録している。

3位:ジェフ・ベゾス
純資産:348億ドル


2014年のアマゾンは、スマートフォン「Fire Phone」の失敗など、試練の多い年だったが、オリジナル・ドラマ『トランスペアレント(Transparent)』はゴールデングローブ賞を受賞し、次は映画製作にも進出する。アマゾンはもはやEコマース企業に止まらず、その事業内容は、クラウドサービスからウェブサイトのホスティングやおむつの販売まで多岐にわたる。株主たちは、手を広げ過ぎていることを懸念しているが、アマゾンの株式の18%を保有するベゾスはそれを意に介せず、新サービスに投資し続けると見られている。

4位:マーク・ザッカ―バーグ
純資産:334億ドル


ザッカ―バーグは、若者のフェイスブック離れが指摘される中、業績をさらに発展させた。2014年の売上高は、モバイル広告の成長が寄与し、58%成長の125億ドル。世界のユーザー数は14億人に成長した。傘下のInstagramのユーザー数は3億人、2014年に190億ドルで買収したチャットアプリWhatsAppのユーザー数も7億人を突破している。ザッカ―バーグは慈善活動にも熱心で、妻のプリシラ・チャンと共同で2014年10月にはエボラ出血熱対策に2,500万ドルを、2015年2月にはサンフランシスコのジェネラルホスピタルに7,500万ドルを寄付している。

5位:ラリー・ペイジ
純資産:297億ドル


ラリー・ペイジは、グーグルのCEOとして、デジタル時代で最も影響力のある企業の陣頭指揮を執っている。グーグルの検索エンジンの世界シェアは65%。OSのAndroidは10億台以上のデバイスに使用されている。グーグルは、ペイジの指揮下で、家庭用サーモスタットを製造するNestと、家庭用セキュリティカメラを製造するDropcamをそれぞれ32億ドルと5.55億ドルで買収した。2014年10月には、日常業務の大半をSundarPichaiに引き継ぎ、現在は長期戦略の策定に集中している。

6位:セルゲイ・ブリン
純資産:292億ドル


グーグルの共同創業者の1人、セルゲイ・ブリンは、秘密の研究部門であるGoogle Xを指揮している。Google Xは、スマートコンタクトレンズや飛行型風力発電機、失敗に終わったグーグルグラスなど、リスクの高いプロジェクトを担当している。2013年には27歳のグーグルの幹部社員との不倫が報道され、そのことがきっかけでアン・ウォジスキ夫人と別居することになり、ラリー・ペイジとの関係にも亀裂が入ったと伝えられている。

7位:ジャック・マー(馬雲)
純資産:227億ドル

元英語教師のジャック・マーは、自ら創業した中国のEC最大手、Alibaba Group Holding(阿里巴巴集団)を昨年9月、250億ドルでニューヨーク証券取引所へ上場。マーは、大株主であるAnt Financial Services Groupの事業を、オンライン決済サービスのAlipay(支付宝)に加えて、MMF(マネー・マーケット・ファンド)の販売やプライベートバンク事業など行う金融サービスへ発展させ、中国で株式上場する意向も示している。マーは過去に、ハーバード大学に10回入学申請をしたが、全て不合格だったと告白している。

8位:スティーブ・バルマー
純資産:215億ドル


スティーブ・バルマーは、2014年2月にマイクロソフトのCEOを退任。同年8月には米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズを20億ドルで買収した。デトロイト出身のバルマーは、ハーバード大学のクラスメートだったビル・ゲイツが起こしたマイクロソフトに入社するため、スタンフォード大学を1980年に中退し、同社で30番目の社員となった。2014年4月にバルマーはマイクロソフトの個人筆頭株主となった。

9位:ローレン・パウエル・ジョブズ
純資産:195億ドル


故スティーブ・ジョブスの未亡人であるローレン・パウエル・ジョブズは現在、ヒラリー・クリントンの大統領選出馬を支援する政治支援団体、「Ready for Hillary」の最大の献金者の1人だ。また、パウエル・ジョブズは、不法移民の子供たちがアメリカ市民権を取得できる道を開く活動にも熱心に取り組んでいる。彼女はこの問題について、「国が育てた人的資本を、国が自らのものとしないのはもったいないことだ」と語っている。彼女が保有するディズニー株の評価額は、130億ドルにも上る。エンジェル投資家としての顔も持ち、メディア会社のOzy Mediaに出資をし、取締役を務めている。

10位:マイケル・デル
純資産:192億ドル


マイケル・デルは、1984年、19歳の時にテキサス大学の学生寮の自室で1,000ドルの資金で会社を立ち上げ、自身の名を社名に冠した。4年後に上場を果たしたときには、8,500万ドルの時価総額がついたが、2013年に非上場化した際には、その額は250億ドルまで増えていた。デルは今でも株式の70%を保有しているが、その大半は彼の個人投資会社であるMSDキャピタルが管理している。MSDキャピタルの投資先には、ハワイのマウイ島にあるフォーシーズンズ・リゾートや、トミーヒルフィガーやカルバン・クラインを傘下に持つPVH Corp.、パンケーキチェーンのIHOPやファミリーレストランのApplebee’sを運営するDineEquityなどが含まれる。

11位:アズィーム・プレームジー
純資産:191億ドル


アズィーム・プレームジーはインドで第三位のITアウトソーシング企業のウィプロを率いる。同社は前四半期の純利益が9%増え、3.48億ドルになったと発表した。これは、リーバイ・ストラウスや石油ガス開発のCairn Indiaなどの新規顧客を獲得したことによる。プレームジーは、個人の投資会社を介して、Eコマース企業のMyntraやSnapdealに出資している。現在、Myntraはインド版アマゾンと言われるFlipkartの傘下に入っている。

12位:ポール・アレン
純資産:175億ドル


ポール・アレンは、1975年にビル・ゲイツと共同でマイクロソフトを創業したが、8年後にホジキン病と診断され、会社を去った。それ以降、アレンは三隻の大型ヨットを所有するなど、豪勢な生活を満喫し、カンヌ映画祭やソチオリンピックをヨットで訪れている。アレンはプロスポーツチームを三つ所有している。1988年にプロバスケットボールのポートランド・トレイルブレイザーズを7千万ドルで買収。1997年にはアメリカンフットボールのシアトル・シーホークスを2.88億ドルで買い取った。また、アレンはメジャーリーグサッカーのチーム、シアトル・サウンダーズのオーナーでもあり、同チームの価値は、1.75億ドルとメジャーリーグサッカーで最も高額だ。

13位:ポニー・マ(馬化騰)
純資産:161億ドル

「ポニー」の愛称で知られるマーは、オンラインゲームの成功により、テンセントを中国最大のインターネットサービス企業へと成長させた。同社のメッセンジャーアプリ、「WeChat(ウィーチャット)」は4.4億人ものユーザーを抱えている。過去2年間でテンセントは物流会社の華南城控股(China South City)とECプラットフォームの京東商城(JD.com)の株式を取得し、EC事業を強化している。

14位:ロビン・リー(李彦宏)
純資産:153億ドル


ロビン・リーは中国最大のオンライン検索サービス会社、百度(バイドゥ)のCEOだ。大学で情報科学を学んだリーは、1994年に米国でコンピュータ・サイエンスの修士号を取得し、卒業後はダウ・ジョーンズの子会社でコンサルタントとして働いた。その後、Infoseekにエンジニアとして入社し、2000年に中国で百度を創業した。

15位:シブ・ナダール
純資産:148億ドル

売上高65億ドルを誇るインドのグローバルIT企業HCLグループの共同創業者の一人、シブ・ナダールの資産は、グループ企業であるHCLテクノロジーズの株価上昇を受けて、37億ドル増えた。

16位:レイ・ジュン(雷軍)
純資産:132億ドル

「中国のスティーブ・ジョブス」の異名を取るジュンは、急成長するスマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)を2010年に立ち上げた。ジュンはゲーム会社キングソフトの会長でもある。キングソフトから分離独立し、スマートフォン・アプリを開発するCheetah Mobileは、2014年5月にニューヨーク証券取引所に上場した。1991年に武漢大学のコンピュータ・サイエンス学部を卒業したジュンは、現在は同大学の理事も務めている。

17位:ハッソ・プラットナー
純資産:91億ドル


1972年にハッソ・プラットナーはIBMの同僚4人とソフトウェア会社のSAPを創業し、1988年に株式上場を果たした。プラットナーは2003年にCEOを退任し、その後は監査役会の会長を務めている。SAPは、B2B向けシステムの業界最大手へと成長し、従業員数は全世界で74,000人、年間売上高は200億ドルを超す。

18位:エリック・シュミット
純資産:91億ドル


グーグル会長のエリック・シュミットは、同社の株式を450万株以上保有している。シュミットは2001年から2011年までグーグルのCEOを務めた。現在は、キューバ、ミャンマー、北朝鮮を歴訪してインターネットの開放を訴えたり、EUの司法裁判所がインターネット上の「忘れられる権利」を認める判決を下すと、欧州7都市を回るなど、グーグルの代表として世界中を飛び回っている。

19位:三木谷浩史
純資産:87億ドル


日本最大のeコマース企業である楽天の会長兼CEOの三木谷浩史は、常に新しい買収先を探している。直近では、アメリカのオンライン・キャッシュバック・サイトのEbatesを約10億ドルで傘下に収めた。Ebatesは、消費者がメイシーズやホームデポなどで買い物をした際に、購入資金の一部をキャッシュバックする特典で人気を集めている。三木谷は、テクノロジー企業が参加する新経済連盟を率い、安倍首相と共に日本経済の浮揚に努めている。三木谷は、東京の渋谷に2千万ドルをかけて自宅を建設し、アメリカにも生活拠点を設けている。

20位:クラウス・チラ
純資産:86億ドル

1972年にクラウス・チラはIBM の同僚4人とソフトウェア会社のSAPを創業し、1988年に株式上場を果たした。
1998年に株式の上場を果たした後、1998年に経営の一線から身を引き、2007年には監査役会からも退いた。物理学者でもあるチラは天文学を趣味とし、火星と木星の間にある小惑星には彼の名前が付いている。

文=スティーブ・シェイファー(Forbes)/翻訳編集=上田裕資

 

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