iPhone 13、待望の「ワイヤレス逆充電」がついに実現か?

Photo by Daniel Romero on Unsplash

人気ユーチューバーのフィリップ・コロイが、著名リーカーのマックス・ウェインバックから得た情報として、iPhone 13シリーズではMagSafeがアップグレードされると述べている。アップルはここ最近、iPhone 12に搭載されたMagSafeが、ペースメーカーなどの医療機器に干渉するおそれがあると警告しており、それを考慮に入れると、これは驚きのニュースだ。

【関連】今年のiPhone 13は生産前倒し? 9月か10月発売という予想も
 
米国心臓協会誌(JAHA)とハートリズムジャーナル誌(HRJ)は、今年初めにMagSafeについて警告を発し、iPhone 12シリーズに内蔵されたマグネットが「救命治療に影響を与える可能性がある」と述べていた。

iPhone 12で採用されたMagSafeは、磁石の力で端末をパッドに吸い付かせ、完璧な充電を可能にするものだ。コロイによると、iPhone 13ではMagSafeのワイヤレス充電コイルのサイズが大きくなり、電力が増えることで充電速度が速くなるという。また、iPhone 12では見送られた双方向充電(リバースワイヤレス充電)が可能になる可能性も非常に高いと予測されている。この機能が実装されると、AirPods用ケースやQi対応デバイスを置くだけで充電することが可能になる。

これらの機能は、iPhoneが競合のアンドロイド端末に遅れていることを考えると、非常に歓迎すべきアップグレードだ。

コロイらによると、iPhone 13では静止画だけではなく動画でも背景をぼかすポートレートモードが利用可能になるという。これが事実であれば、インスタグラムやTikTokの次のホットなトレンドになる可能性があるが、iOS 15のFaceTimeの動画オプションで、これに似た機能がすでに追加されている。

これらの動きは非常にエキサイティングなものと言えそうだ。iPhone 13に関しては、いくつかの残念なニュースが報じられている。iPhone 13 Proのストレージ容量は予想よりも少なくなり、Touch IDの復活がまたもや延期され、LiDARの搭載もProのみになりそうだ。

しかし、iPhone 13シリーズには魅力的な機能が用意されている。他のリーク情報としては、ノッチの面積の小型化や手ぶれ補正機能を搭載した大型の新しいカメラ、バッテリーの改善、そして高性能なA15チップセットなどが挙げられる。

もちろん2022年のiPhone 14を待つのも正しい判断かもしれないが、今年の最新モデルを選んでも後悔することはなさそうだ。

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事