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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」

マツダとミズノがコラボレーションしたドライビングシューズ

受注計画数1100足の靴が、たった2日と9時間でソールドアウト状態に。この話を耳にした時、「なーるほど」と頷いた。もし、日本のスポーツ用品大手のミズノとタイアップして、ドライビングシューズを手がけるカーメーカーがあるとしたら、やはりマツダしかないだろうと納得した。今までに数々のデザイン賞を獲得してきたし、魂動デザインとソールレッド色を企業フィロソフィとしているからだ。

日本で最も美しいクルマづくりをしているマツダのこの新しいこの試みと、初めてドライビングシューズを作ったミズノにエールを送りたい。

さる7月6日に、業界に珍しい発表があった。マツダがミズノと共同開発した「マツダ/ミズノ ドライビングシューズ」を発表し、クラウドフンディング・サービス「MAKUAKE」で同日から予約受注を開始したのだ。デリバリー時期は2022年3月以降のようだ。3万9600円で販売されるスタイリッシュな靴の制作は、日本の靴職人による手作りなので、受注枠として1100足しか生産されない、と発表されていた。

目標金額は300万円だったけど、7月9日にはすでに、4000万円を超えていた。と言うことは、大々成功。そして限定の1100足は同日中にすでに完売されたとマツダ広報から聞いた。「これだけの反響をいただけるとは思っていませんでした。大変うれしいです」とマツダ広報がいう。

ドライビングシューズを履いている写真

「あ〜、サイトでの購入に間に合わなかった」と言う人に、良いニュースがある。実は、この大絶賛の反響を受けて、マツダとミズノの間で、シューズの追加生産を検討した結果、さらに250足作ることになった。「作るのに時間がかかるので限られた数しか作れないが、特別にミズノさんに追加生産していただけることになった」とマツダ側がいう。追加バージョンは値段が4万1800円で落ち着いた。

人の動きを研究し、五輪をはじめアスリートにウェアを提供してきたミズノが、ずっと人馬一体とZoom Zoomを謳ってきたクルマづくりのプロであるマツダとともに、ドライバーを研究し、ドライバーをサポートするシューズを生み出した。マツダによれば、「このドライビングシューズは、『軽快で、安定性の高い、快適なペダル操作』という運転体験をドライバーに提供します」という。

文=ピーター・ライオン

マツダ
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