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Chesnot/Getty Images

アップルは4月にATT(アプリトラッキング透明性)のフレームワークを導入したが、7月5日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事によると、それ以降、モバイルの広告主はアップルのiOSから離れ、アンドロイドに乗り換えているという。

新たなデータで、iOSユーザーを対象としたモバイル広告が減少し、アンドロイド向けの広告の価格が上昇していることが判明したという。また、現時点でiOS 14.5以降にアップデートされたiOSデバイスは全体の70%以上に達しており、これらの端末はトラッキングをオフにしていない限り、警告を受けとることになる。

さらに、デジタルアドエージェンシーのTenjinによると、iOS向けの広告費は6月の1カ月間で約3分の1に減少したが、アンドロイドの広告費は同時期に約10%増加したという。

また、Tenjinのフェイスブックのクライアントのアンドロイド向け広告費は5月に前年同期比46%増から6月には同64%増と、増加しているという。これに対し、iOS向けは5月の前年同期比42%増から6月には同25%減と減少したという。

一般的に、iOSユーザーはアンドロイドユーザーよりもアプリ内の支出額が大きいとされ、広告主は通常、iOSにより多くの広告費を投じると言われている。

フェイスブックはアップルのATT導入を最も懸念していた企業の1つだが、フェイスブックのユーザーは多くの地域でアンドロイド端末を利用しているため、アンドロイドの広告費の上昇は、同社に恩恵をもたらすかもしれない。

一方で、広告測定会社のBranch Metricsによると、iOSユーザーのうちトラッキングを許可したのは33%以下という。これは全体の約3分の1ということになるが、筆者はこの数値が10%以下になると予測していたため、かなりの驚きだ。

この数値は時間が経てば変わるのかもしれないが、今後も注視したいデータだ。

編集=上田裕資

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