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周知のとおり、コロナ禍においてEC市場は更なる成長を遂げた。経済産業省のデータでは、2019年に既に10兆円規模、その後も年平均6~8%の成長を続けていくと言われている。実際2020年にはEC利用者は国内全世帯の50%を越えた。

「現在、宅配便の年間取扱個数は約40億個。それが毎年数億個ずつ増えています。日本はサービスレベルが非常に高く、ユーザーにとって“買ったらすぐ届けてほしい”というのは当たり前の感情。ニーズに応えるべく、早く、安定的に届けるという負荷が高まっています」

こう語るのは、ロジレスの創業者であり代表取締役CEOの足立直之。

同社は負荷の高まるEC事業者と倉庫事業者双方にとっての業務効率化、生産性向上を実現する業界待望のシステムを作り上げた。

それは今や、月間数万~数十万件を出荷するような大規模EC事業者が基幹システムとして利用するSaaSサービスへと成長。さらにわずか数年で日本の物流の常識まで一変させる勢いだ。

ロジレスが見つめる先にあるのは、日本の未来。生産年齢人口が減る中で、いかに経済を維持、発展させていくか。成長が見込まれるEC業界の課題を解決し、企業の成長を支援し続けたい、そんな思いが根底にある。

「ECロジスティクスを変革し、日本の未来をスケールする」をミッションに掲げるロジレスの、多くの熱狂を生み出した歴史を振り返りながら、広がり続ける未来を追う。

あまりに煩雑なバックヤード業務。人が本来やるべき仕事に手が回らない


改めて、業界では「高負荷」「低生産性」という課題が大きくのしかかっている。

「eccLabの調査ではネットショップの数は全国で約270万。日本のEC事業の特徴として複数チャネルで販売するケースが多く、これがショップ運営の負荷につながっているんです」

ユーザーがネットショッピングの決済を終えた後のフローを知っているだろうか。

EC事業者は受注管理システムからCSVデータを「手作業」で、倉庫事業者の倉庫管理システムへと移管させる。実は業界の大多数が今もこの属人的な対応を余儀なくされているという。

実はロジレスの前身は、EC事業。だからこそ課題は身にしみて実感していた。

「当時、受注から出荷までのバックヤード業務があまりに煩雑で。本来人が手を掛けるべき業務に集中したい、と考えたのがLOGILESS誕生のきっかけでした」

一方、倉庫事業者についても。

「国土交通省の登録倉庫業事業者は全国に約6,500社。年々増え続ける荷物に対応する、その3割以上が50歳以上の世代。高齢化が進むと同時に、業務従事者は日雇いやアルバイトが多く、社内にナレッジが蓄積されづらい現実もある」

受注から出荷までを自動化すること。これはまさに業界の長年の夢であった。ロジレスが作り上げたのは、そんな夢を叶える自動出荷システムだ。

受注管理システムと倉庫管理システムを一体化させ10分毎にデータ連携、受注から出荷までを完全自動化した。国内におけるSaaSとしてのサービス提供はLOGILESSが初となる。

もともとは自社の業務改善の目的で開発されたシステム。それを事業化したのは、知人からの「バックヤード業務の改善を手伝ってくれないか」という相談がきっかけだった。

夢が叶うとわかった瞬間、熱狂が生まれる


業務改善に取り組むなかで知り合った、倉庫事業者ハセガワロジスティクスの社長、長谷川典彦は足立にこう告げた。

「本当に自動化が実現できるなら、基幹システムに採用したい」

一般的に倉庫事業者に商品の出荷依頼データが届くのは昼頃。午前中に前日の受注データの処理業務を行なうネットショップが大半だからだ。

「倉庫事業者にとって午前中は“持て余す”時間になり、生産性も下がります。長谷川さんは『商品が売れたらすぐ出荷したい。一刻もはやく仕事を始めたい』という想いと、それを実現できないジレンマを抱えていました」

「会社の命運をかけて応援する」という長谷川の熱い激励を受け、週3日ハセガワロジスティクスの倉庫現場に通う日々が始まった。LOGILESSを汎用性のあるシステムへと昇華させるために。

「一緒に作業をして、現場の方が何に困っているのかをみっちり教えてもらいました。解像度高く現場を理解しないと本当に良いものは作れませんから」

EC事業者側のシステム開発においても、ある協力企業を得ることができた。さらに追い風が吹く。LOGILESSに興味をもった事業者が、次々「使いたい」と名乗りでたのだ。

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「幸運でした。たくさんのお客様が課題を共有してくださり、プロダクトに様々なフィードバックも得られた。その声をひとつずつ反映し、改善を重ねました」

道のりは簡単ではない。異なるロジックで成立した受注管理システムと倉庫管理システムを、生産性を改善できるレベルに高めた上でつなぐには技術的な難しさがあった。

しかし、最も困難だったのが“想い”をどう実現するか。

「どの事業者さんもお客様に満足してほしいという想いを届けるために、細やかな配慮や工夫をしています。システム化して効率は上がったけれど、想いは切り捨てられたでは意味がない」

例えば「お子様向けのプレゼントだから特別なリボンでラッピング」「ポップアップストアからの購入者にはメッセージ同封」など。細かな指定もLOGILESSの機能を用いて出荷リストに反映されるよう、改善につぐ改善を行った。

事業化に費やした期間は約3年。「ただただ愚直に、本当に泥臭い開発だった」と足立は笑う。それでも地道に続けられたのは、必ず役立つプロダクトになるという確信だった。

「長谷川さんは『こんなシステムができるとは夢にも思わなかった』と今でもおっしゃるんですが、LOGILESSの説明をするなかで、夢が叶うとわかったお客様はまさに“熱狂”してくださる。完成すれば、さらに多くのお客様と“熱狂”を共有できるんだ。そのためにも、もっとLOGILESSをよくしていこうと、皆でよく話しました」

受注から発送、さらにその先の“配送”における想定外の伸び代


PMF(プロダクトマーケットフィット)を経たLOGILESSには、次々と成果が出始めた。

90%以上の注文が即時出荷され、EC事業者側では「5人がかりで早朝から受注処理をしていたが、1名体制で楽に業務ができるようになり、新商品の企画に時間を使えるようになった」、倉庫事業者側では「生産性が3倍に、余った時間でより多くの配送ができたことで売上が4倍に」など多くの反響が届いた。

そんな中しばらくして、あるお客様から「自社の物流体制を抜本的に改善したい」と相談を受ける。

西日本と東日本のそれぞれに配送拠点を置き、配送リードタイムを極力短くしてお客様に商品を早くお届けしたいという要望。LOGILESSには「受注時の顧客情報が特定のルールに合致していた場合には、特定の出荷指示を付与する」という機能があるが、要望を受けてこの機能を拡張した。

例えば「A県からの注文があった時には一番近いB倉庫から出荷」という条件をシステム上で一度設定すれば、そのルールに従って自動での出荷指示を出すことが可能になる。

「“近くから近くへモノを配送”できれば、東京・大阪間を深夜長距離トラックで運ぶ“幹線輸送”の負担減少に大きく貢献できます。

長距離ドライバーの不足が配送領域の課題である今。LOGILESSが司令塔の役割を担えば日本全体の配送最適化に貢献できるのではないか、と日本の物流構造を大きく変える可能性を感じたんです」

そのお客様が“西の拠点”として選んだのは岡山。倉庫事業者へのシステム導入のために何度も現地に赴いた足立が印象に残っている言葉がある。

「岡山にいる自分たちが、はじめてメインストリームの一端を担っているような気がする」──。打ち合わせの最中に思わず事業者の口から出た、熱い想いだ。

LOGILESSのようなシステムがなければ、人口の多い関東に倉庫を置くほうが合理的。しかし本来は拠点が東西にそれぞれあれば配送コストも下がるし、地方の倉庫事業者にも新たな仕事が生まれる。

「経済の中心は東京。でも物流は違う。話すうちに先方の目の色が変わるのを感じました。地方でやることに意義があるんだと、熱く語り合ったのは忘れられません。この小さな兆しを日本全国に拡大していこうと視座が一気に押し上げられました」

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自分たちのため、誰かのため、そして見えない誰かのために


LOGILESSの成長と共に、メンバーたちのマインドも変わってきた。

「最初は『自分たち』の業務をラクにするために始まりましたが、沢山のお客様に興味をもってもらい『誰かのためにプロダクトをよくしたい』という想いが生まれました。

そして岡山の事例では、僕らは『見えない誰かのためにも事業をやっているんだ』とマインドが切り替わりました。それも物流危機は日本が抱えている“ど真ん中”の課題。つまり『見えない誰かのため』とは日本のためなんだよなと」

これから必要なのは改善ではなく“改革”。組織の考え方も変えていく必要がある。

創業から4年目となる2021年。ロジレスは「ECロジスティクスを変革し、日本の未来をスケールする」という新たなミッションを掲げた。足立が狙うのは「日本の中小企業の生産性を“劇的”にあげていく」そんなマインドセットをもつ組織だ。

「僕が思い描いているのは、日本の中小企業の方たちが、世界最高峰のロジスティクスを難なく使いこなすことで、売った後の不安なくビジネスを拡大し続けていける未来。さらに日本企業の世界進出を後押しもしたい。そのためにLOGILESSというプロダクト自体の海外展開も視野にあります」

LOGILESSの成長のトリガーには、必ずひとの熱い想いがあった。多くの熱狂があった。

目に見えない“想い”が、EC業界の働き方の常識を変え、確実に生産性を向上し、日本の配送の常識も変え、いまなおあらゆる場所でかかわる人や企業の成長を生み出し続けている。

足立は「日本のECロジスティクスの生産性を世界一にしたい。何年先かはわからないけれど」と言う。その未来は、そう遠くはないかもしれない。

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