新たな仕事を探すときに気をつけるべき5つのこと

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4. ネガティブな評価やレビューがある

求人情報サイト「ベイト・ドットコム(Bayt.com)」が行った調査によると、求職者の76%は職務に応募する前にその企業をインターネットで調査していた。さらに、求人情報サイト「インディード(Indeed)」が行った調査からは、応募者の83%が企業のレビューに基づいて応募する会社を決めることが多いことが示されている。

ネット上での評判が重要なのは明らかだ。キャリア情報サイト「グラスドア」のレビューにネガティブな話や体験談があふれていれば、その求人への応募をやめる可能性がはるかに高いはずだ。

とはいえ、グラスドアに掲載された評価が主にポジティブなものだった場合は商品レビューや顧客としての視点を得られる他のサイトも確認すべきだ。企業について調査するときには、グーグルのニュースのタブを選択し、その会社についての最近のニュースも確認しよう。

グラスドアの評価がネガティブなものであればそれは明らかな警告だが、グラスドアで良い評価を受けていたとしてもそれが必ずしも安全なサインだとは言えない。現在の従業員や元従業員の発言にかかわらず企業レビューを包括的に把握し、そうした懸念が正当なものだと思えるときには気づいたことについて質問をしよう。

5. 人材を必要とする管理職が面接に遅刻

雇用主は、従業員が時間通りに面接に来ることを期待している。あなたの方でも、面接官に同じことを期待すべきだ。遅刻はどのような場合でも良い振る舞いとは言えない。

人材を必要とする管理職が遅刻しそれを待たなければならない場合、その会社はあなたの時間を尊重しているのか、本当にあなたを採用したいと思っているのかと疑問に思うのは当然だ。また、管理職の遅刻は無秩序であることや管理スキルの低さを示している可能性もある。

人材を必要とする管理職が面接に遅刻したら、謝罪するかどうかに注目しよう。相手から謝罪がない場合は、その会社に就職したらどのような扱いを受けるかを改めて考えさせられるはずだ。

企業は人材採用の段階ではできるだけ良い印象を与えようと格別に努力するものだ。そのため、企業の対応が採用時以上によくなることはないかもしれない。

求人市場には変化が訪れていて、求職者はこれまでに増して備えが必要だ。企業が職務内容記述でどのように自社を提示するかに気を配ること。

その会社には気遣いがあり、できる限り正確に自社を提示していようとしているかどうかを見極めるため目を光らせるべきだ。現時点で気をつけておけば求職活動の成功の土台が整い、パーソナルブランドが真に輝ける場所で仕事を手に入れることができる。

翻訳・編集=出田静

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