キャリアや人生を変えることができる、感謝の手紙の書き方

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4. とにかく書く


「手紙は電子メールよりもよい。電子メールの方がはるかに楽なのは確かだが、手書きの手紙や、タイピングしたものを印刷・郵送した手紙は質が違う。私は紙の方が正直に、かつ勇気をもって書きやすいと感じる。これらは巧妙に書き出した記事よりも、実際の会話に近い。

「電子メールには時刻が刻印されているので返信するプレッシャーがある。手紙はゆったりとしたコミュニケーション方法で、すぐ返信することも期待されていない。受け取った人は手紙を贈り物として楽しむことができ、郵送、メール、電話などの返信方法を見極めることができるし、もちろん贈り物として取っておくこともできる。

「捨てたり紛失したりしても、手紙は確かに相手の手の中にあったのだ。これは(米家具企業の)ポッタリー・バーンの宣伝のすぐ隣に表示されたメールを読むよりも記憶に残る」(ハマディー)

5. 筆跡について心配しない


「手書きの文字が本当に読みにくい場合はタイピングして印刷すればよい。私はこれが『遅過ぎたらどうしよう』と同じただの便利な言い訳だと思っている。字がきれいな人もいるのは承知しているし、それは素晴らしいことだが、私にとって筆跡が重要だったことは一度もない」(ハマディー)

6. 心を込めて書く


「私は、コンピューターを使って手紙の概要や下書きを作成しなかった。こうした追加のステップはプロジェクトの進行を止めるものだった。形式ばったものにする必要はない。(むしろそうでない方がよい)

「私は、転換期においてその人がどのような役割を果たしてくれたかを意味のある具体的な文で書くようにした。これが非常に効果的だった」(ハマディー)

7. 見返りを期待しない


「心から手紙を書き、見返りを期待しないこと。自分が誰かのメンターだった、あるいは誰かのキャリアを助けていたと知れば、誰もがとても良い気分になる。

「私はこれにより、多くの近況報告ランチや電話の機会が持て非常に励まされたし、自分自身のキャリアについてずっと良い気分になった。私は『私を応援してくれ、何も見返りを期待せず私の幸運を祈り、私を評価し、私の成長に時間を費やしてくれる人が本当に多くいるのだ』と考えた。これまで連絡が途絶えていた人と交流を再開することで、その感覚が強くなった」(ハマディー)

8. とにかく行動に移す


「これは気軽かつ簡単にできるものではなく、やらなくてもよい。しかし人は、感謝の手紙を書くことの気まずさは過剰評価するが、こうした行動が与える影響については本当に過小評価している。誰かに手紙を書くという行為そのものが、相手の期待を大きく超えるものだ」

翻訳・編集=出田静

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