テスラCEOのイーロン・マスク(Getty Images)

テスラの共同創業者兼CEOのイーロン・マスクは昨年、カリフォルニア州で所有していた不動産のほぼすべてを売却してテキサス州に移住した。6月上旬のツイートでマスクは現在の主な住居が、スペースXから借りている小さな箱型の家であることを明らかにした。

その家というのは、スペースXが製造拠点を置くテキサス州ボカチカにある、約37平方メートルの物件だ。保有資産が1698億ドル(約18兆8500億円)の世界で3番目の富豪であるマスクは、タイニーハウスのスタートアップBoxabl社が約5万ドル(約550万円)で販売中の「折りたたみ式のプレハブ住宅」を借りて住んでいる。

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広めのワンルームマンションのような設計のこの家の内部は、リビングルーム、ベッドルーム、キッチン、バスルームに仕切られている。他の億万長者たちに比べると、ずいぶんと質素な暮らしぶりだが、マスクはこの家を「かなり気に入っている」と先日のツイートで述べていた。

マスクは昨年、彼が所有するすべての家と、ほとんどの所有物を売却すると宣言したが、その約束をほぼ果たし、7つの不動産のうち6つを売却している。さらに、残りの1軒の家に関しても先日、売却することに決めたとツイートした。

マスクが所有する最後の家は、サンフランシスコとシリコンバレーの中間地点に位置するカリフォルニア州ヒルズボロの物件だ。この家は、築100年以上の大邸宅で、9つのベッドルームと10のバスルームを備えている。彼は2017年に2340万ドルで購入したこの家を、3750万ドルで売りに出している。

マスクは昨年6月、2012年に1700万ドルで購入した邸宅を2900万ドルで売却したが、彼は過去1年間で合計6軒の住宅を売却し、約1920万ドルの利益を上げていた。

彼の不動産の売却は、カリフォルニア州との法的バトルの後に始まっていた。カリフォルニア州アラメダ郡の当局は昨年3月、新型コロナウイルスの拡大防止策の一環で、テスラの工場のオペレーションを縮小するよう勧告したが、マスクはこれに反発し、工場の業務を続行させていた。マスクはさらに、カリフォルニア州の起業家たちに対する配慮が十分でないと不満を述べていた。

彼は2020年12月初旬に、テキサス州に移住したことを認め、テスラとスペースXの主要な拠点がテキサス州にあると述べていた。

しかし、マスクがオースティンで他の家を借りているかどうかは不明で、彼の恋人の32歳の歌手、グライムスと生後10カ月の子供がどこに居るのかも確認できていない。

編集=上田裕資

イーロン・マスク

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