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韓国のインターネット大手「カカオ」のデジタル銀行部門は、8月に韓国取引所でIPOを実施する。同社は上場により最大23億ドル(約2560億円)を調達しようとしている。

創業5年目のカカオバンクは6月28日、金融監督院に提出した書類で、1株あたり3万3000ウォンから3万9000ウォンで、6545万株を売り出すと述べた。これにより同社の時価総額は最大18.5兆ウォン(約1.8兆円)に及ぶことになる。カカオバンクは8月5日に韓国取引所にデビューする。

カカオバンクの今年の第1四半期の売上高は前年同期比17%増の2250億ウォンで、純利益は153%増の470億ウォンだった。

カカオのグループ企業からは、昨年9月にカカオゲームズが上場し、約3億2000万ドルを調達していた。さらに、フィンテック部門のカカオペイや、デジタル漫画を手がけるカカオエンターテイメント、配車サービスのカカオタクシーも上場の準備を進めていると報じられている。

韓国で最もメジャーなチャットアプリ「カカオトーク」で知られるカカオの株価は今年に入り2倍以上に上昇し、同社の創業者で会長のキム・ボムス(金範洙)は韓国で最も裕福な人物となった。フォーブスはキムの保有資産を6月24日時点で、162億ドルと試算していた。

2010年にカカオトークを立ち上げたカカオは、今ではサムスンや現代自動車、SK、LGなどの財閥と並ぶ企業グループに成長した。調査会社カウンターポイントによると、カカオトークの利用者数は2018年に4500万人に達し、韓国市場で約95%のシェアを獲得したという。

編集=上田裕資

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