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歌手のジェニファー・ロペスらが居住していたことで知られる、ニューヨークの高級アパート「432 パークアベニュー」の1室が1億7000万ドル(約188億円)もの高値で、売りに出される可能性が浮上した。ニューヨークの高級不動産市場は、パンデミックの打撃から立ち直りつつある。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、この物件の持ち主のサウジアラビアの富豪のFawaz Alhokairは、売却を計画中という。彼は2016年に8760万ドルでこの部屋を購入していたとされる。

広さ約740平方メートルの部屋は、6つのベッドルームと7つのバスルームを持ち、96階の窓からニューヨークのスカイラインを360度見渡すことができる。

2015年に完成した125戸のコンドミニアム・アパートの432 パークアベニューの高さは約426メートルで、セントラル・パーク・タワー(472メートル)に次いで世界で2番目に高い居住用ビルとされている。

しかし、この物件には、エレベーターの故障や風が強い日の過度な揺れ、ユニット内での騒音など、設計上の問題が報告されている。

フォーブスは2017年にAlhokairの保有資産を17億ドルと試算していたが、その後、資産の算定が難しいことを理由に毎年恒例の世界の富豪ランキングから除外していた。彼は、不動産や小売業で財を成している。

高級不動産市場は、パンデミックで打撃を受けた後、再び上昇に転じている模様だ。WSJによると、パンデミックに加え、反レイシズムの抗議デモがニューヨークの高額不動市場に打撃を与えたという。

しかし、直近のデータによると、このトレンドは反転を開始した。5月には、ニューヨーク市内で最も高額な物件とされるセントラルパークサウス220番地の3ベッドルームアパートメントが、3300万ドルで落札され、その価格は前オーナーが2019年に支払った金額を約25%上回っていた。

また、別の買い手が同じ建物内の2つのコンドミニアムを合計1億5750万ドルで購入したが、これは前年の販売価格を54%近く上回る金額だった。

編集=上田裕資

ジェニファー・ロペス

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