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美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんが「Marisol」で連載中の美と人生への処方箋。今回は、「運命の人との出会い」について。それは、出会うか出会えないかではなく、気づくか気づかないかであるという。


すぐ側にいるパートナーが、運命の人かどうか? それは死ぬまでわからないとの言い方もある。

最初は閃きの如く運命を感じても、途中そうでない気がしてきて、その運命を見て見ないふりをしながら人生を営む人も少なくないはずだ。また、いわゆるマッチングで出会っても、ソレとコレとは別のような気もするし、運命の人という概念自体、本当に成立するのか、一方にそういう疑いもあるのだろう。

でも最近の、見事に対照的な結婚カップルと破局カップルを見ていると、運命の関係はやっぱりあると確信させられる。

かたや大きな障害を乗り越えて10年愛を実らせたカップル。かたや、つい最近までラブラブすぎる自撮り画像を公表していたのに一転“泥沼”というカップル。もちろん誰もが祝福は受けるべきだが、往々にして運命の結びつきに欠けるカップルに限って、不自然なほど豪華な結婚式を挙げたり、愛し合っていることを大袈裟に世間に見せたがる傾向にあるのは確か。他方、運命が引き合わせた2人は時空を超えて自然体でいられるようだ。

じつは決定的な運命の人を「ツインレイ」と呼んだりするが、それは文字通り魂を分けた人の意味。だからとてもよく似た部分があったり、見事に正反対であったり、どちらにせよお互い最も心地よくいられる相手だとされ、それだけにツインレイと出会うのは容易では無いはずなのだが、そこはまさに運命の采配。街中でもハッと目が止まるほど惹き合い、初対面でそれとわかり、懐かしささえ感じ、お互い同じ目をしていると思うのだそうである。

ただ、そういう出会いに気づけるかどうかは本人の能力の問題。つまり、出会うか出会えないかではなく、気がつくか気がつかないか。既に出会っているのに見過ごしてきたかもしれないのだ。

文=齋藤 薫 撮影=John Chan スタイリスト=郡山雅代(STASH)

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