Etsyが2億1700万ドル(約240億円)で買収したElo7は、ブラジル最大級のEコマースサイトで、5万6000人以上の出品者と190万人のユーザーを擁している。Elo7では、ハンドメイドやカスタムメイドの商品が800万点以上販売されている。買収プロセスは、規制当局の承認を経て、次の四半期中に完了する予定という。
EtsyのCEOのジョシュ・シルバーマンは、「今回の買収により、当社はラテンアメリカに基盤を確立できる」と述べている。
サンパウロを拠点とするElo7は、Etsyと似たビジネスモデルを構築しており、「ブラジルのEtsy」と呼ばれている。Elo7のCEOであるカルロス・クリオーニは、シルバーマンの考えに賛同し、米国企業は常に「インスピレーションの源」だと述べている。
クリオーニはフォーブスの取材に、「我々は非常に近いカルチャーやミッションを持ち、親和性の高い関係を築いていける」と述べ、買収に向けての交渉がここ1年ほどで急激に進んだと話した。
Etsy は6月初旬にZ世代に人気の英国のフリマアプリDepop(ディポップ)を16億ドルで買収すると発表していた。また、2019年には楽器に特化した米国のマーケットプレイスReverbを2億7500万ドルで買収していた。
Etsyによると、同社が買収した企業は今後も独立した運営を継続するが、プロダクトマネージメントやマーケティング、テクノロジー、カスタマーサポートなどの面で支援を行うという。
2005年設立のマーケットプレイスの老舗であるEtsyは、2015年に上場し、2020年の年間総取引額は約103億ドル(約1兆1300億円)、売上は17億ドルに達していた。