新型コロナワクチン、接種前後の飲酒は控えるべきか?

Mark Makela/Getty Images


CDCによると、新型コロナワクチンの一般的な副反応としては、倦怠感や頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱、吐き気などが挙げられている。中には二日酔いの症状と似ているものがある。つまり、ワクチン接種の前後の過度の飲酒は、副反応を重くさせる可能性があるともいえる。

さらに、このワクチンはまれに、非常に重い副反応を起こすことがある。その数少ない1人になった場合に備えて、(飲酒を控えて)ワクチン接種後に現れる症状を観察しておくというのは、いい考えだろう。

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ワクチンの副反応と考えられる症状を引き起こしたり、悪化させたりする可能性があること(飲酒など)は、すべて最小限に抑えておくことが賢明だといえる。症状の原因がワクチンかアルコールか分からず、不安に駆られる事態は避けたいはずだ。つまり、接種前後の数日間は、完全に飲酒を避けるべきだということだろうか?──可能であれば、そうすることが望ましいだろう。

新型コロナウイルスのパンデミックはまだ続いており、終わりは見えていない。接種を受けたことを祝いたい気分になったとしても、飲酒以外の方法を考えた方がよさそうだ。

編集=木内涼子

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