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この秋、ラスベガスに新しいアトラクションが登場する。それは、観光客が嗜好用大麻を楽しめる大型ラウンジだ。

ネバダ州のスティーブ・シソラック知事は先日、大麻消費ラウンジに関する法案に署名した。この法律は、ネバダ州の大麻産業にとって大きな意味を持つ。というのも、これまで個人宅以外で嗜好用大麻を摂取する行為は違法とされていたからだ。

現状でラスベガスを訪れる観光客が、ディスペンサリー(認定販売所)でマリファナを購入するのは簡単だが、公衆の面前での大麻の摂取は軽犯罪であり、ホテルやカジノでは大麻が禁止されている。しかし、10月までにネバダ州初の大麻ラウンジが誕生するはずだ。

スティーブ・イェーガー議員が提唱する法案は、ディスペンサリーが施設内での使用ライセンスを申請することを可能にするだけでなく、外部企業が「大麻バー」を開くことを可能にする。

ただし、大麻ラウンジ内でのギャンブルやアルコールの提供は禁止される。この法案は、ラウンジ内での大麻の喫煙と、THCを含有するエディブル(菓子類)や飲料の摂取を合法化するものだ。また、ライブエンターテインメントも許可される。

「アルコールを提供しないバーのようなものだと思ってもらって結構だ。ジョイントやエディブル、THCを含有する食事などが楽しめる施設になる」と、イェーガー議員は州議会の公聴会で話した。

さらに、大麻を取り入れたヨガスタジオやコメディークラブ、THCを使った料理を提供する高級レストランなど「思いつくことはすべて可能になる」とイェーガー議員は述べている。

ラスベガスのディスペンサリーは、敷地内に消費者用ラウンジを開設できるが、換気や排気システムの設置が義務付けられる。また、各従業員は、大麻を過剰に摂取した顧客への対応についてなどのトレーニングを受ける必要がある。州はまず、20社限定でライセンスを付与する計画だ。

ラスベガスでは、これまでパイユート族が所有する1カ所のディスペンサリーのみで、観光客が大麻を消費可能だった。しかし今や、ラスベガスで最高の大麻エクスペリエンスを提供するための競争が始まっている。大手ディスペンサリーのPlanet 13は、「ラスベガススタイルの大麻クラブ」を開設しようとしている。

今年第1四半期に1億9440万ドル(約213億円)の売上を記録した嗜好用大麻企業グリーン・サム・インダストリー(GTI)は、5月にCookiesブランドのディスペンサリーをラスベガス・ストリップにオープンしたが、同社もラウンジの開設を申請する予定だ。

「バチェラーパーティーや結婚式などのためにラスベガスを訪れる人々は、みんなで集まって大麻を楽しみたいはずだ。砂漠の真ん中にある体験型都市のラスベガスは、最高のトリップができる場所になる」と、GTIのCEOのBen Kovlerは話した。

編集=Forbes JAPAN編集部

大麻ツーリズム

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