創業者のデービッド・ロレンズ最高経営責任者(CEO)は「英国で内燃エンジン(ICE)車の販売が禁止される2030年には、世界には約20億台のICE車が存在しているだろう」との見方を示し、「こうした車を電気自動車に変えなければ、再利用できるはずの有限な資源を大量に無駄にしてしまう。当社のアプローチは未来の世代のため、こうした車の寿命を引き延ばす喫緊のニーズに応えるものだ」と述べている。
ベッカムはこれまで自身の投資事業を通し、eスポーツや運動用品などさまざまな分野のスタートアップ支援に成功してきた。ルナズでは、株式の10%を取得。ベッカムは同社について「技術とデザインの両方において、英国流独創性の最高の部分を体現している」と評価。「アップサイクルと電動化を通して美しいクラシックカーを修復する取り組みを通し、同社に魅力を感じた。デービッド・ロレンズとその世界レベルのエンジニアチームは非常に特別なものを作っており、彼らの成長に協力できることを非常に楽しみにしている」と表明した。