母親の有給出産休暇 エストニア85週、米国は0週間とのデータ

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ただFMLAには、従業員が過去12カ月間で1250時間働いていることや、50人の従業員は半径約120キロメートルの範囲にいることなど、複数の資格条件がある。しかし米国では、12の州が母親支援のため独自の法律を制定し、14州では上記のFMLA資格要件に対処している。

とはいえ2017年時点では、出産・育児休暇を取得する米国の女性の数には過去20年以上の間ほぼ変化していなかった。

主要国で母親に与えられている有給休暇の総週数は次の通り。

データは2016年時点のもので、休暇週数は給料満額と同等の額が支払われる週数(休暇取得可能期間に、平均的な給料に対する支給額の割合を乗じたもの)として計算されている

エストニア(85週間)
ハンガリー(72週間)
オーストリア(51週間)
ドイツ(43週間)
日本(36週間)
スウェーデン(35週間)
カナダ(27週間)
イタリア(25週間)
韓国(25週間)
フランス(19週間)
スペイン(16週間)
英国(12週間)
オーストラリア(8週間)
米国(0週間)

翻訳・編集=出田静

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