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また、同国のオン・イエクン保健相も、インドで最初に確認された変異株「B.1.617」について、「子供たちにより大きな影響を与えているようだ」と述べている。

一方、米国では未成年者に対する新型コロナウイルスの脅威は、過小評価されている。これまでに感染し、死亡した未成年者は少ないとして、危険性に対して否定的な態度を取る人も多い。

だが、防ぐことができたはずの死は、すべてが悲劇だ。さらに、感染した子供に多い多系統炎症性症候群(MIS-C)や、感染後の後遺症(Long Covid)についても、まだわからないことが多い。

イタリアで発表された査読前論文によると、未成年者129人を対象に行われた小規模な調査の結果、感染が確認されてから17週間以上がたっても何らかの症状が残っている人は、半数以上にのぼったという。さらに、その症状によって日常生活に支障が出ているという人は、43%だった。

未成年者の間で実際にどれだけ感染が広がっているのか、全体像を正確に把握することはできていない。オハイオ州の大学病院レインボー乳児・小児病院の幹部、エイミー・エドワーズ医師はブルームバーグに対し、新型コロナウイルス感染症については、「小児科の分野が、かなり無視されている」と指摘。

「病院に行かず、自宅でブレインフォグ(脳にかかる霧)や慢性的な倦怠感、繰り返す発熱、奇妙な発疹などに悩まされている子供たちがいる」と話している。

編集=木内涼子

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