5. 焦点を自分から他者に移す
私たちは、誰もが自分と同じように考え、行動し、コミュニケーションを取ると考えてしまいがちだ。さらには、自己アピールとコミュニケーションを意図した聴衆ではなく自分自身に焦点を当ててしまう過ちを犯すこともある。
他者を優先し、サービス精神を持つことで、コミュニケーションとつながりを改善し、信頼を構築して人間関係を深め、ビジネスを築くことができる。
6. 自分に挑戦を課し、新しいことをする
同じことをやり続けていても絶対に成長しないだろう。恐怖心を克服し、安全地帯を抜け出そう。新規顧客への売り込みを主導する、部署の四半期の目標についてプレゼンを行う、職責を増やしてほしいと上司に頼むなど、怖いと思うことに挑戦することで言葉を超えて行動に移すことができる。
その挑戦をうまく乗り越えたら、新たに自信がつくだろう。あなたの恐怖心のなさや自発性は、他者からも好意的に見られるはずだ。また、なんとかなると信じて思い切って行動することにより、さらなる成長が生まれるだろう。
7. 周囲の人脈を強化する
キャリアの前進を目指す中で、人間関係が持つ力を甘く見てはいけない。周囲には、最高の自分になれるようあなたを支え刺激をくれる人を集めよう。小さな集団を集め、各メンバーが人や企業を紹介したり専門知識やアドバイスを共有したりできるような、非公式のマスターマインドグループを作ろう。
環境を整えることには必ず効果がある。あなたの周囲には、見習いたい、学びたい、協力したいと思えるような人がいるようにすること。
8. セルフケアを実践する
私たちは、全く眠らない猛突進タイプの役員や24時間365日精力的に働くことを誇る起業家らからのメッセージを常に浴びせられている。しかし、こうした攻めの姿勢の後に残る慢性的なストレスや燃え尽き症候群、人間関係への悪影響、病気など、好ましくない状況についてはほとんど耳にしない。
空のカップから何かを注ぐことができないのは事実で、仕事もそれと同じだ。キャリアで大きな前進を遂げるには、自分の健康をおろそかにしないこと。セルフケアは自分勝手なものではない。心や体、精神を充電するための時間を予定に組み込むことが必要だ。