雇用されている間に求職活動を行う6つのコツ

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4. 達成事項を記録する


日々の仕事に忙殺され、数年後になってから自分が多くの輝かしい功績を記録していないことに気づく人は、私の顧客の中に数え切れないほどいる。この時点では、こうした功績について思い出しづらくなっているだろう。

1年を通し、仕事での成功を記録するよう努めよう。記録する項目には、達成した財務目標やコスト削減、同僚や上司からの良いフィードバックや複雑な状況を解決したこと、表彰や資格、受講したコースなどがある。ためらわず全てを記録すること。記録する価値がないほど小さなものなどない。

5. 推薦してもらう


推薦は、どのような求職活動でも重要だ。推薦を求めるべきなのは、会社を辞めようとしているときではなく今この時点だ。推薦を得るにはリンクトインが特に効果的だ。可能であれば、あなたの仕事をよく理解し、あなたが将来働くかもしれない会社にとって最も重要となる能力を賢くアピールできる人に打診しよう。

リンクトインのつながり申請のメッセージは、初期設定で一般的なものになっている。最も好意的な答えを得るには、それを自分に合わせて変えること。また、申請と申請の間は時間を置き、多くの人に一度にリクエストを送信しないこと。リクエストには日付が刻印されていて、人材採用関係者らはそれが自然に送られたものではないことに気づくはずだ。

6. 厳選して人脈を構築する


まだ会社で働いている場合は当然ながら目立たないように転職活動を行う必要があるが、厳選した人とのネットワーキングは必要だ。ここでは転職活動の時間の80%をネットワーキングに、20%を求人への応募に使う80対20のルールを活用しよう。

隠れた求人市場とは従来、広告が出されない仕事だったが、現在では人材を必要としている管理職や人材採用関係者らに採用プロセスの初期段階(求人が掲示される前が理想だ)で連絡を取ることを意味する。

まだ掲載されていない仕事について内部情報を得られるよう、人間関係の構築に力を入れよう。まずは知り合いから、その後は友人の友人へと拡大する。

目標とする企業の意思決定者を見極め、企業文化をもっと理解するためウェブ面談ができないか尋ねよう。また、適切な人脈が得られるネットワーキングイベントも探すこと。採用面接のプロセスに入る方法で最も迅速なのは、間違いなく推薦だ。

雇用主の下で働きながらの求職活動は長期化し得るため、まだ面接にたどり着けていないとしても自分にご褒美を与えることを覚えておこう。映画やマッサージ、お気に入りのラテで前進を祝うこと。そうすれば求職活動のプロセスをもっと楽しめ、ついに理想の求人を見つけたときにはより前向きな気持ちでいるはずだ。

翻訳・編集=出田静

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