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ジェフ・ベゾス(Getty Images)

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは6月7日、自身が立ち上げた宇宙開発企業「ブルーオリジン」の宇宙船で、宇宙に飛び立つことを発表した。7月20日に予定されているフライトは、ベゾスがアマゾンのCEOを退任してから2週間後に行われる。

世界第2位の富豪であるベゾスは、宇宙産業の革新に資金を提供する「スペースビリオネア」の中で、個人的に宇宙を訪れる最初の人物となる。しかし、これまで宇宙を訪れた富豪は他にも存在し、今後も複数の起業家たちが宇宙に向かおうとしている。

ここでは、すでに宇宙に行った、あるいは近々宇宙に行く予定のビリオネアたちを紹介する。

すでに宇宙に行ったビリオネア2名


チャールズ・シモニー
マイクロソフトのOfficeの最初のバージョンを構築したチャールズ・シモニーは、宇宙に行った最初の億万長者であり、2度行った唯一の人物でもある。

ハンガリー生まれのソフトウェア開発者の彼は、1981年にマイクロソフトの40番目の社員となり、2002年に退社してソフトウェア企業Intentional Softwareを立ち上げた。その後、シモニーは宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズに合計6000万ドルを支払い、2007年と2009年の2回にわたりISS(国際宇宙ステーション)を訪れた。2015年のフォーブスの取材に、シモニーは宇宙での体験をこう語っていた。「90分ごとに、春を見て、秋を見て、北極を見て、熱帯を見て、夜を見て、昼を見ていた」


ギー・ラリベルテ
元大道芸人のギー・ラリベルテは、1984年に共同創業したエンターテイメント会社「シルク・ドゥ・ソレイユ」を大成功させてビリオネアになった後、2009年に国際宇宙ステーションへの飛行訓練のために数ヶ月間の休暇を取った。ラリベルテは、着陸の際の衝撃が、「自動車の衝突事故のようだった」と述べたが、「着陸してすぐにまた、もう一度宇宙に行きたいと思った」と話した。

これから宇宙に向かうビリオネア


ジェフ・ベゾス
世界第2位の富豪であるベゾスは、2000年にブルーオリジン社を設立して以来、75億ドルもの自己資金を投入してきた。ベゾスは6月7日、アマゾンのCEOを退任してから2週間後の7月20日に打ち上げ予定の宇宙船「ニューシェパード」に、弟のマークとともに搭乗すると発表した。

このフライトは、宇宙への境界線とされる高度約100キロのカルマン・ラインをしばらく超えた後、打ち上げから10分後に地上にパラシュートで帰還する予定だ。彼は7日のインスタグラムの投稿で、「5歳の頃からずっと、宇宙への旅を夢見てきた」と述べた。

編集=上田裕資

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