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World Restaurant Awards審査員


No.5|Sober Company(中国・上海/後閑信吾氏)




1)Sober Companyは、食前酒を楽しめるSober Cafe、モダンチャイニーズレストランのSober Kitchen、 食後酒のバーSober Societyという3つの異なるバーを1つの場所で楽しめるニューヨークのBar hopping をコンセプトにしたお店です。

2) スペシャリティコーヒーとアペリティボカクテルを楽しめる“Cafe”。モダンチャイニーズとカクテルのペアリングを味わう“Kitchen”。大人な雰囲気で食後の余韻の時間を楽しむ“Society”。3つを回ればSober(素面)で来たゲストもTipsy(ほろ酔い)になり、全てのセクションを回ってコインを集めるとシークレットバーに行けるという仕掛けもあり、それぞれのセクションで全く違うスタイルのカクテルやバーの雰囲気を楽しんでいただいています。

3)変わると思います。SGグループ全体としても既にたくさんの変化がありました。

コロナ禍以降にEMPIRICAL SPEAK LOWというポップアップバーをSpeak Lowの1Fにオープン、The SG Clubでは期間限定イベントとして、カクテルと料理と音楽で世界旅行をする「SG Airways」や、スピークイージースタイル「SG不動産」を行っています。また、新店舗カクテル居酒屋「ゑすじ郎」のオープン、The Bellwoodでは期間限定でバーの中の寿司屋「ベル寿司」など、この状況だからこそ色々なアイデアで新しいものを創ることができました。

結果的に既存のゲストに楽しんでもらうだけでなく、新しい層へのアプローチや、チームのモチベーションを上げることにも繋がりました。

このように国や地域に応じて、デリバリーやテイクアウト、新しいプロダクトやサービスなど、これまでになかったものが生まれるいい機会ではないかと思います。

No.4|Indulge Experimental Bistro(台湾/アキ・ワン氏)


1)私は英米でキャリアを積み、2009年に故郷の台湾に戻ってこの店をオープンしたのですが、これまでの経験を通じて非常に大切だと思ったのは、自分のルーツと本物の文化を知ることです。

店では、台湾のあらゆる可能性に貢献するファーム・トゥー・テーブルというコンセプトで、アート作品としてのカクテルを生み出し、その背景や物語、受け継いできたものを紹介しています。バーテンダーはストーリーテラーであり、私たちは台湾の美しいものを伝えることをとても誇りに思っています。



2)私たちのゲストは、カクテルや料理にひめられた台湾に関する物語を楽しみに来てくださる方、美食好きで食体験全体を楽しみたいという方が多いです。12~15カ月ごとにコンセプトを変更し、ゲストにまったく新しい体験を提供しています。

3)バーテンダーが様々なボトルカクテルを発売したり、独自のスピリット製品を作り始めたり、間違いなくバーのスタイルとビジネスモデルは変わるでしょう。特に、ボトルを開ければそのまま飲めるカクテルを大量に見かけるようになるでしょう。でも、実際のところ、コロナ禍は起こるべき事態を、ただ早めただけだと思います。

私たちはすでに、オリジナルのお茶のリキュールとお茶のボトルドカクテルを作るための2つの会社を作りました。昨年、台湾のマーケットだけでカクテルは2000本以上、リキュールは1200本を売り上げました。新しく、どんな挑戦ができるのか、ワクワクしています。

文=仲山 今日子

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