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2021.06.08

【6月第1週資金調達まとめ】AI・IoT活用保育支援のユニファ、40億円調達


ネクノイ


調達額:10億円
調達先:アカツキ
備考:シリーズB / ニュースに記載の合計金額より推計 / Heart Driven Fundを通じて出資

ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」などを提供するスタートアップ。

「スマルナ」は主に月経や避妊に関する悩みを持つ10~40代女性と、医師や薬剤師、看護師などの医療専門家をつなぎ、ピルを処方するオンライン診察アプリ。

ICTの活用により医師、看護師、薬剤師などの医療者と生活者をつなぐことで、診察だけでなく健康管理支援から未病対策など利用者の生活スタイルや健康状態に寄り添うサービスとなっている。

2021年6月現在で、同サービス上でのメディカルコミュニケーション数は83万件を突破し、アプリのダウンロードは累計50万件を超えている。

2021年6月には、アカツキを引受先とするシリーズBエクステンションラウンドでの第三者割当増資により資金調達を実施。

2020年11月のジャフコを引受先とするラウンドでの調達と合わせ、シリーズBラウンドでの合計調達額は22億5000万円となり、創業からの累計調達額は約30億円となった。

今回調達した資金は、「スマルナ」のコンテンツ制作等に充当する方針で、ユーザーのQOLを向上させる新しい医療体験の実現を目指していく。

カンリー


調達額:4億6000万円
調達先:UB Ventures / みずほキャピタル / ジャフコグループ / ディープコア / ベクトル / 三菱UFJキャピタル / 双日
備考:他、金融機関からの融資を含む

店舗管理クラウドサービス「Canly」と「MEOクラウド」の運営を行うスタートアップ。

「Canly」は、Googleマイビジネスや各SNSの店舗アカウントを一括管理し、データ分析によって店舗運営上の課題特定と施策改善につなげる。

また、管理・運用コストの削減も期待でき、2021年4月までに導入店舗数は9000店舗を越えている。

「MEOクラウド」はGoogle Mapを活用した店舗向けの集客サービスで、Googleにて“地域+業種”で検索した際、検索結果上部(マップ上)に3枠限定で表示させることが可能だ。

同社は、2021年4月までに10500店舗のGMB運用支援の実績を持つ。

また、2021年3月にLerettoからカンリーへと社名を変更している。

2021年6月には、ジャフコグループ、ディープコア、双日、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、UB Ventures、ベクトルを引受先とする第三者割当増資と金融機関からの融資による総額約4億6000万円の調達を発表。累計資金調達金額は約5億3000万円に達した。

今回調達した資金を元に、プロダクト開発・運用・販売体制の強化を推進していく。

また、新規株主からの支援により、海外進出やAIを用いた新機能開発など、成長促進に向けた体制の整備を図っていく方針だ。

文=STARTUP DB

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