ビジネス

2021.06.05

ネスレ傘下ブランド、植物ベースの食生活への移行を後押し

(c) Sweet Earth


スイート・アースは、同社初の植物性ホットドッグ「ヴィーガン・ジャンボ・ホットドッグ」も発表した。

この新製品は、1年以上にわたったパンデミックの引きこもり生活を経て、人々が夏のバーベキューや集まりのためにグリルに火をつける、まさにそのタイミングで発売される。

ここ数年でスナック類が伸びているのは、誰もが知るところだ。スナックを食事の代わりにすることがある、という消費者も多い。そして、タンパク質豊富なスナックの人気が上がっており、植物性と動物性のいずれについても、ジャーキーの革新が進んでいる。スイート・アースの新製品は、1食分あたり13gのタンパク質を誇っている。

ジャーキー・スナックのグローバル市場は、成長のさなかにある。ザ・ショットコーラー(The Shotcaller)の調査によれば、今後5年で毎年7.2%の成長が見込まれるという。また、3年前に動物性から植物性ミートに切り替えたカナダのノーブルジャーキー(Noble Jerky)などの会社の売上は、2020年に70%という大幅増を記録した。

スイート・アースはそのほかにも、シェフと消費者双方の意見を採り入れながら、朝食用アイテムやランチボウル、ハム類などの製品ラインの改良にも取り組んでいるとウィーラーは述べている。

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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