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テスラのCEO イーロン・マスクとテスラモデルX(Getty Images)

BuyAutoInsurance.comの最新調査によれば、過去3年間に米国で販売された電気自動車(EV)上位10車種の合計販売台数は56万8000台で、うち約43万台がテスラのモデルだった。

テスラが自社の販売実績を公表したことはないものの、さまざまな団体が、車両登録データなどの情報源を利用し、販売台数を高精度で推定している。上記の数字が正確なものだとすれば、過去3年間に米国で販売されたEVのうち、実に74%がテスラ車だったことになる。当然のことながら、米国で最も売れているEV車種のリストについても、テスラが独占している。

テスラの「モデル3」は、同期間中の米国で最も売れたEVであり、推定販売台数は30万台弱にのぼる。モデル3は、ハイエンドモデルからスタートし、段階的に低価格モデルに移行するという同社の3ステップ戦略の一環として登場した。3万5000ドルという価格によって絶大な人気を博し、2019年2月にはシボレーのプラグインハイブリッド「ボルト(Chevrolet Volt)」を抜いて、米国で最も売れたプラグイン電気自動車となった。

テスラの「モデルS」と「モデルX」は、ほぼ同率で2位と3位に並び、販売台数はそれぞれ6万7335台と6万7225台だった。テスラのライバルとして最も善戦したのはシボレーの「ボルト」だが、それでも過去3年間の販売台数は5万7629台にとどまり、水をあけられての4位となった。以下、日産の「リーフ」が5位(3万8310台)、BMWの「i3」が6位(1万7247台)と続く。

ここ数年、テスラは米国のEV販売台数の大半を占めており、今回の調査でEV市場に10%を超えるシェアをもつモデルは、テスラ以外にないことが明らかになった。

過去3年間の米国における電気自動車のモデル別総販売台数*


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※2021年5月時点

翻訳=的場知之/ガリレオ

テスライーロン・マスク

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