ビジネス

2021.05.30

Z世代重視のアバクロ、デジタル戦略でコロナ前より増収増益

Roland Krivec/DeFodi Images via Getty Images


A&Fのフラン・ホロウィッツ最高経営責任者(CEO)は、自社にとっての現在の主要なテーマは、ソーシャルセリングとその力だと語る。「TikTokをはじめとするいつでもどこでも使えるソーシャルメディアの力によって、これまでにないスピードで生まれる新たなトレンドを特定することができる」として、これらに特に力を注いでいる。

ホロウィッツCEOはまた、「TikTokのようないつでもどこでも使えるプラットフォームは、リアルタイムで顧客との非常に密接な関係を維持し、コミュニケ―ションを取ることを可能にしてくれる」と述べている。

顧客が商品を探し、購入することにおいてデジタル、ソーシャルチャンネルの利用に傾く中、ソーシャル・ツーリストのようなブランドを立ち上げることは、理にかなったことだという。

A&Fは2017年から、販売をデジタルに移行させる動きを進めてきた。これまでに同社がデジタル化とオムニチャネル化に投じた金額は、1億5000万ドル以上にのぼっている。

編集=木内涼子

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