U30に聞く30のこと。ホームレス支援を行う川口加奈の「3年後のビジョン」

Homedoor理事長 川口加奈

「未来の当たり前をつくるのは、いつだって若い力なのだ」。そんなコンセプトのもと、2018年から展開している「30 UNDER 30 JAPAN」も今年で4年目を迎える。

もちろん今年も、次世代を担う30歳未満のイノベーターを探し、その活動に光を当てていくが、一方で、過去に「30 UNDER 30」に選ばれたメンバーたちにも注目したい。

そこで、3年前の受賞者に30のことを聞く連載「30 Questions」を始動。幼い頃の話にその素顔を垣間見たり、3年の振り返りに未来を想像したり。短い回答にも、様々なインスピレーションが隠れているはずだ。

第二回に登場するのは、「ホームレス状態を生み出さない日本に」をテーマに、ホームレスや生活困窮者を支援する団体「Homedoor」理事長の川口加奈。その座右の銘、毎日のルーティンとは?


1. 最近見た映画、感動したのは?

シン・エヴァンゲリオン劇場版

2. 好きなレストラン(カフェ)は?

おかえりキッチン(相談者の食堂兼、一般の方向けにカフェとして、Homedoor事務所の隣で営業中です)

3. 一番よく使うSNSは?

Instagram

4. 小さい頃興味があったものは?

ジブリ映画

5. 小さい頃の将来の夢は?

ジブリで働く

6. 学生時代、勉強で苦労したことは?

勉強しすぎで腰痛になり、椅子に座るのが辛かったこと

7. 出身地は?

大阪府高石市

8. いま自分が10代だったらやっておきたいこと

留学、もしくは、海外の大学に進学

9. いまの仕事をしていなかったら、いま何をしていると思う?

外資のコンサル会社勤務

10. ご自身の仕事、活動を行う中で一番好きなプロセスや時間は?

困窮状態にあった当事者らが、家を借り生活が安定し、ボランティアをしに来てくれたり、差し入れを持ってきてくれたりして、みんなでわいわいする時間です

川口加奈

11. 3年前から仕事面で最も変化したことは?

「アンドセンター」という18部屋の宿泊施設と「おかえりキッチン」という食堂をオープンできたことです

12. 3年前から私生活で最も変化したことは?

娘が生まれたことです

13. この3年で一番自分を褒めてあげたかった瞬間

高校生の時に描いた夢の施設を具現化できたことです

14. この3年間で最も後悔したことは?

仲の良かったホームレス状態の方が路上で亡くなり、もっとできることはあったのではないかと思ったこと

15. コロナ禍で変わったことは?

生活困窮状態に陥る方が増え、新規の相談者が年間1000件を超えたこと
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