暗号通貨に逆風、中国、米国の規制とテスラの動きなど

Kanawat Thongrod / EyeEm / Getty Images


米政府も規制強化へ


暗号通貨投資への意欲にさらに冷水を浴びせるように、米国政府も、こうしたデジタル資産への投資に対する規制の強化に乗り出した。米財務省が5月20日に発表した新たな方針では、1万ドル以上の暗号通貨送金について、企業からの報告を義務付けている。また、暗号通貨の取引所は、総額レベルで、資金の流入と流出を報告しなければならなくなる。

これらの逆風が生じる以前にも、暗号通貨への投資に関しては問題が山積していた。ハッキングの被害や通貨の消失、さらには所有者がパスワードを忘れたために資産へのアクセスが不可能になったケースなどがこれまで報じられている。

このような過去のトラブルと、5月になって報じられた一連のニュースを見る限り、いまだに暗号資産に投資を続ける者がいるのかと疑問に思う人も出てくるだろう。

翻訳=長谷睦/ガリレオ

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事