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2021.05.25

【5月第3週資金調達まとめ】「ゴーストサイトメトリー技術」のシンクサイト、28億5000万円調達


VARK


調達額:6億円
調達先:TBSイノベーション・パートナーズ / ジャフコグループ / セガサミーホールディングス / 博報堂DYベンチャーズ / 電通グループ
備考:その他、非公開の投資家を含む / シリーズBで累計6億円を調達

VRライブプラットフォーム「VARK」を運営するスタートアップ。

「VARK」はバーチャル空間で、あたかも自分がライブ会場にいるかのようにライブイベントを楽しめるアプリケーション。

リアルのイベントと同じように、決まった時間に開場するライブにみんなで参加し、一体感を感じながらその場に居るアーティスト達の生のパフォーマンスを楽しむことができる。

新型コロナウイルスによって、リアルのイベントが影響を受ける中、同社は大手VTuber事務所であるホロライブとのシリーズライブの開催などを手がけ、2020年のイベント来場者数は、前年比の4倍まで成長。

今後はバーチャル空間で“ライブ”を楽しむという体験だけでなく、暮らしや遊び、自己表現ができる体験を提供する総合エンターテイメントプラットフォームとして展開していく方針。

2021年5月にはジャフコグループ、博報堂DYベンチャーズ、電通グループなどを引受先とする第三者割当により、約6億円の資金調達を実施。今回調達した資金は、プロダクト開発や採用に充当する方針で、バーチャルが日常になる未来の実現を目指していく。

LABOT


調達額:3億1000万円
調達先:F Ventures / Mistletoe Japan / NOW / PERSOL INNOVATION FUND / サイバーエージェント・キャピタル / 新生企業投資
備考:その他、個人投資家を含む / 第1回J-KISS型新株予約権、第2回J-KISS型新株予約権の転換を含む

国内初のISAを採用したエンジニア養成学校/プログラミング教育サービスを提供する「CODEGYM(コードジム) 」を運営するスタートアップ。

「CODEGYM」は、パーソナル・コーチングを主体としたオンラインによる、プログラミング学習サービス。

同サービスは、所得分配契約、つまり教育機関において在学中は学費や入学金の支払いが不要で、就職後に提示された年収に連動して支払額が決定する契約方法であるISAを採用して運営されている。

同社は、運営を通じてこれまでの家庭環境や学歴・年収などによらず、誰もが平等に挑戦できる教育機会の提供、社会の実現を目指している。

2021年5月には、サイバーエージェント・キャピタル、Mistletoe Japan、PERSOL INNOVATION FUND、NOW、F Ventures、新生企業投資、その他の個人投資家を引受先とした第三者割当増資を実施し、3億1000万円を調達。今後は、よりISAが社会に浸透するための活動や人材採用に注力していく方針。
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文=STARTUP DB

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