つねに学び続ける
「自分の知らない知識をリスペクトしよう」。マッキーのこのアドバイスは的を射ている。どんなときでも、学び、自分を磨こうとする姿勢を忘れてはいけない。ただし、ただ単に新しいスキルを身に着ければいいというものではない。時には、古い知識や考え方を「捨てる」ことが必要な場合も多い。
過去のやり方は、もはや自分の役に立たない可能性がある。あるいは、もっと効率的な方法があるかもしれない。前進していくためには、過去の姿勢や習慣を率先して捨てていくことも必要だ。
あらゆる経験から学ぶ
過去、現在、未来の成功は、すべてが関係しあっている。そして、どんな経験であっても、必ず学べることがある。チャンスが訪れたときはしっかり目を凝らそう。どれほど自分とは無関係に思えようとも、きっと共通点やつながりが見つかるはずだ。
例えば、海外での経験が帰国後も役に立つのは、新しい「世界の見方」を身に着けたからだ。あるいは、会計分野でキャリアをスタートさせたのちに、コンサルティング業界に転職した場合は、物事を組み立てるスキルと細部まで気を配る姿勢が、コンサルティング分野でも大いに役立つだろう。
古い習慣を破ることを恐れない
何かのやり方が一定期間続いてきたからといって、それを永遠に変えてはならないわけではない。新しい技術やイノベーションは、プロセスの合理化や自動化の可能性を開く。新しい「世界の見方」に関しても、同じことが言える。
コラボレーションがあると、速く成功できる
誰の助けも得ずに成功を収める人はめったにいない。最も革新的で成功を収めたアイデアは、コラボレーションから生まれている。多様な人と交流し、常に誰かが、異なる意見や異なる見方を提案してくれる状況に身を置こう。同じような人たちばかりに囲まれていると、多様な思考という貴重な財産は得られない。
マッキーからの価値あるアドバイスを、最後にもうひとつ紹介しよう。「自分の得意分野を見つけ、それを人々に提供しよう」。知識の価値は、それを共有してこそ最大化されるのだ。