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発展と成長の波に乗るAI(人工知能)だが、実際にこの技術を取り入れるとなると、さまざまな課題も残されている。主な課題だけでも、データサイエンティストの採用、フォーカスすべき適切な問題の見極め、質の高いデータの入手、AIモデルのスケーリングなどが挙げられる。

当然ながら、これらの課題は、非テック分野の企業ではさらに深刻になる。こうした企業では、AIを成功に結びつけるための専門知識もなく、人材も十分でないケースが多いからだ。

「特に非テック系の企業では、AIプログラムがコンセプトの実証やパイロット段階にとどまっており、それ以上の段階に発展させるのに苦慮していることは、調査結果からも示されている」と指摘するのは、コンサルティング企業キャップジェミニ・ノースアメリカでインサイト&データ担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるジェリー・カーツ(Jerry Kurtz)だ。「AIの使用事例をスケーリングできている企業の割合は、小売業では21%、自動車産業では17%、製造業では6%、エネルギー業では3%にすぎない」

それでも、こうした不利な状況を克服し、成功を収めている企業も数多い。そして、AI導入に成功した企業では、競争力がさらに高まっている。BMCソフトウェアでデジタルサービスおよび運用管理のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるマーガレット・リーは、「非テック系の企業でも、AIを活用して効率を向上させ、顧客や従業員により良い体験を提供できる好機は数多く存在する」と述べる。

では、非テック系でありながら、AIの導入を大きな変革につなげた例としては、どのような企業があるだろうか? さらに、実例から得られる教訓についても検証してみよう。

翻訳=長谷睦/ガリレオ

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