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ブルーマーキュリーのマーチャンダイジング&マーケティング担当副社長エマ・ディー(Emma Dee)は、「フォーミュラと技術は、驚くほど進化しており、革新的だ」と話す。

「当社の実店舗に足を運んだり、ウェブショップを閲覧したりしてくれるお客様は、当社の品揃えが美容業界でも屈指の水準を誇るものであることを理解している。製品は、良いものであると同時に、効果的でなくてはならない」

それでも、動物由来の原材料で作られた製品に替わるヴィーガンコスメが見つかりにくいこともあると、専門家は指摘する。

2月にエスティローダーが買収したコスメブランド「デシエム」のブランド担当副社長ディオンヌ・ロイス・カレン(Dionne Lois Cullen)は、「ほとんどの場合は、植物由来の素材や合成原料で作られた代替品が利用できるようになった」と話す。

「ブランドは、原材料一つひとつの製造にかかわる全プロセスについて十分に理解し、どの工程においても動物由来の原材料が入らないよう目を光らせなくてはならない」

科学の進歩によって、新たな可能性も生まれている。

「進歩した技術の多くでは、動物性原材料の効能をきわめて効果的に模倣することができる。つまり、消費者の手に渡るヴィーガン製品は、非ヴィーガン製品に匹敵するか、それを上回るということだ」とカレンは言う。

「ブランドは今、自社製品の改善と、ヴィーガンコスメ業界への進出を可能にするそうした新技術をつねに探し求めている。大事なのは、絶え間ない進化だ」

アルヴァレス&マーサル・コンシューマー・アンド・リテール・グループ(Alvarez & Marsal Consumer and Retail Group)のアナリストは、「ヴィーガン、クルエルティフリー(製品の製造過程で動物を傷つけたり殺したりしていないことを示す)、有害な原材料の不使用。そうしたことを、ここ1年の生活を経た消費者は何よりも重視している」と話している。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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