for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、5月2週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

マネーツリー


調達額:26億円
調達先:Aslead Capital / Fidelity International / GMO Venture Partners / Yamauchi No.10 Family Office

個人向け資産管理アプリ「Moneytree」やエンタープライズ向け金融プラットフォーム「Moneytree LINK」を提供するスタートアップ。

「Moneytree」は専用のMoneytreeIDを使い、利用中の金融サービスを常に把握できる家計管理アプリ。

銀行、クレジットカード、電子マネー、ポイント・マイル、証券などの複数の金融サービスを全て1つのアプリで一元管理することができ、資産状況を基本無料でいつでも確認することができる。

2021年4月時点で、取引データ数は28億回を突破し、約550万人に利用されている。

また「Moneytree LINK」は、国内約2500社以上の銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカード・マイル、証券口座の取引明細が一つに集約された金融データプラットフォームであり、企業のサービスを大きく成長させるツールとして活用されている。

2021年5月には、GMOベンチャーパートナーズ、任天堂創業家の山内家ファミリーオフィスなどを引受先とする第三者割当増資により、26億円の資金調達を実施した。

アクセルスペースホールディングス


調達額:25億8000万円
調達先:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー / 三井住友トラスト・インベストメント / JPインベストメント / グローバル・ブレイン / 三井不動産 / 京セラ / 三菱UFJキャピタル
備考:シリーズC / スパークス・イノベーション・フォー・フューチャーは宇宙フロンティアファンドを通じて出資 / 三井住友トラスト・インベストメントはジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合を通じて出資 / 三井不動産とグローバル・ブレインは31VENTURES-グローバル・ブレイン–グロースⅠ合同会社を通じて出資 / 他、VCや事業会社から調達

独自開発の超小型衛星を活用した宇宙ビジネスを展開するアクセルスペースの親会社。

子会社のアクセルスペースは、東京大学・東京工業大学で生まれた超小型衛星技術を原点に、世界初の民間商用超小型衛星を含む実用衛星の開発・運用に取り組んできた。

2018年6月には、経済産業省が推進するスタートアップ集中支援プログラム「J-Startup」に採択されている。

「AxelGlobe」プロジェクトでは、超小型衛星ならではの強みを活かして観測頻度やコストに重点を置き、世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代地球観測プラットフォームの構築を目指す。

また、民間企業や研究機関を対象に、超小型衛星の企画提案から設計製造・打ち上げ・運用に至るまでをワンストップで支援するサービス「マイ衛星」を提供している。

2021年5月には宇宙フロンティアファンドやその他のVC、事業会社より約25億8000万円の資金調達を実施。

調達資金をもとに、現在5機体制でサービス開始に向けて準備を進めている「AxelGlobe」プロジェクトにおいて、2023年にさらに5機の衛星を追加する予定。

この10機体制の実現により、世界の任意の地点の毎日観測が可能になるという。

同社は2021年を衛星データ普及元年と位置付け、あらゆる業界のプレイヤーとの協力・連携を進めていく方針だ。

文=STARTUP DB

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