テクノロジーが10代の若者や子どもたちの心の健康に与える影響は複雑で、発展途上にある問題だ。また、悪影響を与えることを指摘する報告も複数存在する。
世界保健機関(WHO)は2019年、身体活動を増やすため、5歳以下の子どもは画面の前に1日1時間以上座らせないことを推奨した。10代の若者の間では、ソーシャルメディアの利用と自殺やうつ病の増加を結びつける報告が多い。複数の研究や報告、世論調査からは、10代の女の子が特に影響を受けやすいようであることが示されている。
ただ今回の研究はテクノロジーを使用する時間のみに焦点を当てていて、テクノロジーをどのように使用していたかについては調査されておらず、不正確な可能性もある自己報告に大きく依存していた。