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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」

人気のCX-5をライバル車と比較した

自動車のジャーナリストとして海外に行ったのは、昨年の2月が最後だ。よほどのことがない限り、往復2週間ずつの自己隔離はありがたくないので、しばらくは国内待機だ。

人は動けないが、日本車は海を渡り、また海外で製造されている。日本車がどれだけ高く評価されているかをお伝えしようと思う。

今回は、マツダCX5にスポットを当てよう。イギリスの人気サイト「CARWOW」の比較テストの結果を紹介しながら、CX5の素晴らしさを検証しよう。

CARWOWの比較テストは、2018年のワールド・カー・オブザイヤー賞のトップ3に入った〈CX5〉と、韓国の強力なライバル、〈ヒュンダイ・トゥーソン〉と〈キア・スポータージュ〉を取り上げている。車の世界では、日本にとって韓国は近くて遠い国だ。日本国内では見かけることは極めてまれだが、海外で人気の高まる韓国車を探ってみたい。

3車種が並ぶ写真

現在、世界で最も販売台数が多いのはトヨタ自動車で、フィルクスワーゲンと競っているが、韓国車もフィードを追い抜き、ヒュンダイは2019年には世界5位と上昇。ヒュンダイとキアは世界的に評価も非常に高くなって、北米のCOTY賞を何度も受賞している。ヒュンダイ・エラントラが北米COTY賞を、キア・テルライドが北米ユティリティ・ビークル・オブ・ザ・イヤー賞を受賞している。

さて、トゥーソンとスポータージュと比較されたCX5はどうだっただろう。

まずはデザイン。ヒュンダイとキアは同じヒュンダイ・グループのモデルだから、この2台は、外観以外、特にパワートレーンや室内がかなり似ている。

CARWOWのプレゼンター、マット・ワトソンはこの2台の外観を褒めているものの、デザインの軍配はスタイリッシュな顔と綺麗なプロポーションを持つCX5に上がった。内装もそうだ。韓国車のインテリアで使われている素材は、近年グーンと良くなったけど、CX5のキャビンで使用されているマテリアルはさらに高級だし、触り心地がよく、後部席のヘッドルームやレグルームも、CX5の方が優れている。

ところが、CX5のインフォテーメント·システムは惜しくも韓国車に少し劣る。それでも、全体的に室内の軍配もCX5に上がった。

今回、デザインの部門でCX5はトップに立ったけど、僕は、アメリカで最新の韓国車をテストしているので、それらのデザインと走りが日本車とほぼ並んだと言えるし、ワトソンの評価にも同意する。

文=ピーターライオン

マツダ起亜自動車現代自動車
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