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Costfoto/Barcroft Media via Getty Images

フォーブスは5月13日、世界のトップ公開企業2000社を順位付けする年次ランキング「グローバル2000(Global 2000)」を公開した。本年度のランキングには、テクノロジー分野から過去最多の177社がランクインした。

アップルは、総合ランキングで昨年から2つ順位を上げて6位に入り、テクノロジー分野では6年連続でトップに立った。これは、中国での需要の高まりにより、iPhoneの販売台数が予想を上回り、年間利益が639億ドルに達し、世界で最も収益性の高い企業となったためだ。

また、アップルは時価総額で世界トップの企業であり、4月16日時点の時価総額は約2兆3000億ドルに達していた。

同じくスマートフォンメーカーのサムスンは、テクノロジー分野で昨年の4位から2位に上昇し、パンデミックの影響で家電製品の販売が好調だったことから、総合ランキングでは5つ順位を上げて11位に入った。サムスンの売上は、世界的なチップ不足による半導体事業への逆風にもかかわらず、昨年1年間で2000億ドルを超えていた。

総合ランキングで13位のアルファベットは、テクノロジー分野では3位を獲得した。マイクロソフトはテクノロジー分野で昨年の3位から4位に後退し、総合では15位だった。この2社は、両社ともウォール街の予想を上回る業績を記録したが、アルファベットはデジタル広告分野における優位性によって利益を約17%増の403億に伸ばし、増加幅はマイクロソフト(約11%増)を上回った。

中国のインターネットの巨人であるテンセントは、テクノロジー分野で過去最高の5位に入り、全体では29位に入った。テック分野の世界トップ企業20社の中で唯一の中国企業であるテンセントは、上位20社の中で最大の売上高と利益の増加を記録した。好調なデジタル広告市場の恩恵を受けた同社の、年間売上高は28%増の約700億ドルで、利益は72%増の233億ドルを記録した。

今年最高のデビューを飾ったテクノロジー企業は、中国のフィンテック企業「Lufax(陸金所)」で、ニューヨーク市場で待望のIPOを果たした後に総合ランキングでは500位、テクノロジー部門では40位にランクインした。

暗号通貨取引所のコインベースは、4月に直接上場したことで一時的に時価総額が1000億ドルを超え、米国企業としては今年最高のデビューとなる総合1470位に入った。また、フードデリバリーのDoorDash(1674位)、オンライン写真共有サイトのピンタレスト(1661位)、クラウド企業のSnowflake(1593位)、Datadog(1926位)、Crowdstrike(1671位)など、過去2年間に上場したばかりの米国企業が多数ランクインしている。

下記に今年のグローバル2000のテクノロジー部門の上位10社を掲載する。社名の横の数字は年間売上高、時価総額の順。総合ランキングはhttps://www.forbes.com/lists/global2000/で確認できる。

1. アップル  2939億ドル / 2.3兆ドル
2. サムスン 2007億ドル / 5105億ドル
3. アルファベット 1824億ドル / 1.5兆ドル
4. マイクロソフト 1533億ドル / 2兆ドル
5. テンセント  700億ドル / 7738億ドル
6. フェイスブック 860億ドル / 8705億ドル
7. インテル 779億ドル / 2637 億ドル
8. IBM 736億ドル / 1194億ドル
9. TSMC   481億ドル / 5581億ドル
10. オラクル 397億ドル / 2277億ドル

編集=上田裕資

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