セリーナ・ウィリアムズとラファエル・ナダル(Photo by Gary Gershoff/WireImage)

テニス界のレジェンド、セリーナ・ウィリアムズ(39)とラファエル・ナダル(34)は、東京五輪に出場するかどうか決めかねているようだ。今週の記者会見で、セリーナは幼い娘と離れ離れになること、ナダルは新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)をめぐる状況をそれぞれ理由に、出場しない可能性もあることを示唆した。テニスの出場選手を決める基準となる世界ランキングは6月14日に発表される予定。

4大大会で優勝23回を誇る女子テニスのウィリアムズは10日、イタリア国際への出場に先だち記者会見した。そのなかで東京五輪に関する質問を受けた際、3歳の娘のオリンピアちゃんについて触れ、「彼女なしで24時間過ごしたことがないんです。それが答えでしょうね」と語った。

五輪の運営側が選手に幼い子どもの同伴を認めるかどうかは不明。

ウィリアムズは「東京についてはあまり考えたことがなかったんです。もともとは去年開催されるものでしたし、それが今年になって、でもこのパンデミックがあってと、考えなくてはいけないことが多すぎるから」とも話した。

ウィリアムズは2000年のシドニー五輪のダブルス、2008年の北京五輪のダブルス、2012年のロンドン五輪のシングルスとダブルスで計4個の金メダルを獲得している。ダブルスはすべて姉のヴィーナス・ウィリアムズと組んで優勝した。

一方、ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチとともに「ビッグ3」と呼ばれる男子テニスのナダルは11日、ローマの記者会見で、東京五輪についての質問に「正直なところ、はっきりとした答えは言えないんです。自分でもわからないから」と答えた。

「もちろん、普通の世界であれば、わたしが五輪を欠場するはずがありません。それは疑いありません。わたしにとって、五輪でプレーすることがどんなに重要だったかは誰もが知っています。ですが、(コロナ禍が続く)いまの状況では(出場は)わからないんです」(ナダル)

ナダルは北京五輪のシングルス、前回2016年のリオデジャネイロ五輪のダブルスでそれぞれ金メダルに輝いている。ビッグ3で五輪シングルスの金メダルを獲得しているのはナダルだけだ。

編集=江戸伸禎

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