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久我尚子さんのバッグの中身

各界で活躍する女性たちはいつもバッグの中に何を入れているのか? 女性誌「Marisol」の人気連載「働く女のバッグの中身」。今回紹介するのは、ニッセイ基礎研究所で消費者行動を研究しながら、テレビでのコメンテーターや執筆活動など幅広く活躍するアナリストの久我尚子さん。

消費に意欲を燃やした20代を経て、30代からいいものを長く持つサステナブルな志向にスイッチしたという久我さんの、名品がつまったバッグの中身とは。

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バッグは40代に入った記念に手に入れたボリード。「出張先のエルメスブティックで、繊細なグレージュ、"エトゥープ"カラーにひと目惚れ。荷物が多くても、美しいフォルムを保てるのも魅力」

消費動向の専門家が考える新しい生活スタイル


「統計を使って、女性や若者の暮らしについて、調査や分析をしています」という久我尚子さんは、ニッセイ基礎研究所で消費者行動を研究する、会社員。内閣府や総務省の統計関連の委員を務めるほか、テレビでのコメンテーターや、執筆活動など、消費動向にかかわる専門家としても活躍している。

「通勤服は、金融機関のシンクタンクなので堅いイメージがあるかもしれませんが。ジャケットの下はセーターなど、ラフなスタイルもOK。バッグは大好きなボリードで、モチベーションを上げています」

ボリードを持ったことで「エルメスの革に恋してしまった」という久我さんは、長財布もエトゥープを愛用。エトロの赤い名刺ケースは、「新卒で初めて持った名刺ケースがヴィトンの赤いエピだったのを主人が覚えていて。スペイン出張のおみやげでプレゼントしてくれた」ものだという。

エルメスやエトロなどの王道ブランドを愛する一方、キーケースはノ ーブランド。しかし、ここには久我さんらしいチャーミングなエピソードが。

「I love shoppingという刻印が、私の20代を彷彿とさせて。ひと目で気に入ってしまいました」。消費に意欲を燃やした20代を経て、30代からは、いいものを長く持つサステナブルな志向にスイッチ。

「コロナ禍で世の中の消費動向も大きく変わりました。巣ごもり需要が高まり、家具など『環境』にお金を使う傾向の次に、2021年はDIYや園芸といった生活の質を高める『趣味』のニーズが高まることが予想されます」

好きな言葉は、“セレンディピティ”。 「素敵な偶然に出会ったり、幸運をつかみ取るという、この言葉に力づけられます。仕事で毎月毎月きちんと結果を出していけば、たとえ大きな何かが起こっても乗りきれると信じているので」

根っからの研究家肌。「目標は、定年までこの仕事を続けていくことです」

久我尚子さんのバッグの中身




1. AirPods
2. キーとキーホルダー
3. (右から)エストのアドバンスド リップス116、エルメスのルージュ ア レーヴル マット48、エルメスのオードトワレ“ローズ イケバナ”、フィトメールのハンドクリーム、シゲタのネイルオイル
 「メイク直しは会社の置きコスメですませるので、持ち歩きは最小限で、リップ類やケアアイテムくらいです」
4. ボナベンチュラのペンケース
5. スマホとボナベンチュラのケース
6. エトロの名刺ケース
7. ポケットティッシュ
8. マスク類
 「通気性とデザイン性でPITTA一択です(笑)」
9. ディーン&デルーカのエコバッグ
 「収納力が高いので、会社帰りにスーパーでたくさんお買い物しても便利」
10. コスメポーチ
11. 無印良品のノート
 「マンスリーとウィークリーがあって、仕事と子供と自分の予定を赤、青、黒の 3色に分けて書き込んでいます」
12. ポーチ大
 「バッグの仕切りとしてポーチを活用してます。旅行先で購入しました」
13. ポーチ小
 「コンタクトや頭痛薬など、こまごまとしたものをイン」
14. 原田マハの『ハグとナガラ』
 「小説は息抜きに、いつも何かしら読んでいて。これは40代女性が旅するストーリーで、心がほっこりします」
15. エルメスの長財布


くが・なおこ◎早稲田大学大学院理工学研究科修了。NTTドコモ勤務を経て、現在、ニッセイ基礎研究所主任研究員。専門は、消費者行動。著書の『若者は本当にお金がないのか?―統 計データが語る意外な真実』も話題を呼ぶ。

この記事は、Marisol ONLINE 2021年2月17日の記事を転載したものです。
▶︎Marisol ONLINEで連載「働く女のバッグの中身」を読む

撮影=草間智博(TENT) 取材・文=中村麻美

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