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Jasmin Merdan/Getty Images

2020年、オンライン学習はにわかに脚光を浴びた。世界各地でロックダウンが実施され、小中高や大学からビジネス研修にいたるあらゆる学びが、オンラインで行われるようになったからだ。しかし、オンラインの授業や講義などが、みな同じ水準で行われているわけではない。そのため、習熟度には大きな差が生じている。

筆者は、オンライン学習で成果をあげるにはどうすればいいのかを探るべく、オンライン学習プラットフォーム「ワイズ(Wize)」共同創業者のサイラス・モラディアン(Cyrus Moradian)とダンテ・フィリップス(Dante Phillips)に話を聞いた。ワイズは、個別のニーズに対応し、よりシンプルで連携性の高いオンライン学習や個別指導を提供している。オンデマンド学習やライブ配信授業などを通じて目標達成を支援した学習者の数は10万人近くに上っている。

オンライン学習を充実させるにはどうすればいいのか、ワイズが大きな成功をおさめた理由は何かについて、話を聞いた。

個々のニーズに合わせた学習方法が必要


誰もが成果をあげられる、万能の学習方法は存在しない。学習者は十人十色で、学び方も異なるし、長所や短所もさまざまだ。それは、学齢期の児童でも、成人学習者でも、変わらない。学習方法はパーソナライズされ、個々のニーズに最も適したかたちにカスタマイズする必要があると、モラディアンとフィリップスは考えている。

ワイズでは、学び方をパーソナライズするにあたり、まずは学習者に簡単な学力テストを受けてもらう。その結果に応じて、スキル向上に適したコースを提案する。習熟の遅れを取り戻すための補習教材付きコースや、基礎知識を学ぶコースなど、さまざまなコースが存在する。

パーソナライズが必要になるのは、学習内容だけではない。学習内容をどうやって伝えるのかという点も、学習体験をカスタマイズするうえでは重要だ。

オンデマンド学習


フィリップスはこう語る。「大勢が教室で学ぶ伝統的な指導法の場合は、教師が授業を一定のペースで進めざるを得ない。しかし、学習の場がオンラインに移行したことで状況は一変し、学習者は好きな場所で、好きなときに、好きなペースで学べるようになった」。オンデマンド学習なら、学習者は、簡単に感じる内容についてはペースを速め、難しいと感じたところに長く時間をかけることが可能だ。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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