今月5日、バイデンが特許放棄を支持するというニュースが流れると、モデルナやビオンテックなど新型コロナワクチンを製造する企業の株価は急落した。世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は5日、米国の支持表明を「歴史的な決断」だとし、「新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて極めて重要な瞬間」だと評価した。
新型コロナウイルスワクチンの研究開発に対する資金提供を多く受けた企業は次の通り。(データは2021年3月時点)
1位 モデルナ(約9億5630万ドル/約1040億円)
2位 ヤンセン(約9億1060万ドル/約990億円)
3位 ファイザー・ビオンテック(約8億30万ドル/約870億円)
4位 キュアバック(約7億4170万ドル/約810億円)
5位 ノババックス(約5億800万ドル/約550億円)
6位 アストラゼネカ・オックスフォード大学(約5億100万ドル/約540億円)
7位 三叶草生物製薬(クローバー・バイオファーマシューティカルズ)(約3億2800万ドル/約360億円)
8位 中国医薬集団(シノファーム)(約1億4500万ドル/約160億円)